もったいない」、その考え方が冷蔵庫に悪魔を招く⁉

冷蔵庫の中に悪魔が住みついている人は、「もったいない病」「心配性」「好奇心旺盛」「言い訳やさん」と、大きく4つのタイプに分かれます。
悪魔が住みつく冷蔵庫を天使が舞い込んでくれる冷蔵庫に変えるため、まず自分のタイプを知りましょう。

あなたのおうちの冷蔵庫はどうなっていますか?

タイプ1〈こんな傾向はありませんか?〉

□缶詰や封を開けていない調味料などが冷蔵室に入っている

□冷凍室に大量に保冷剤が入っている

□調味料やドレッシングの賞味期限をあまり意識していない

環境分野でノーベル平和賞を受賞したケニア人女性のワンガリ・マータイさんが注目したことで、今や世界共通のことばになっている「MOTTAINAI」。

「もったいない」は日本発の素晴らしい考え方です。

でも「もったいない」を言い訳にして、逆にゴミを増やし地球環境に悪影響を与えていることも!

そもそも缶詰や未開封の調味料は常温保存できるもの。余計なものを冷蔵庫に入れることで、電気というエネルギー、空間のムダ遣いに!

「捨てるのはもったいない」とせっせとため込んでも、使わなければ結局ゴミになってしまいます。

冷蔵庫は倉庫ではありません。

冷蔵庫に入れなくていいもので場所を取ってしまうと、悪魔は大喜び!

冷蔵庫の正しい使い方を覚えて、不要なものを思い切って処分。
すっきり冷蔵庫で、天使を呼び込みましょう。


タイプ2〈こんな傾向はありませんか?〉

□外出時は、いつも大きなバッグを持っている

□特売やセールを見ると、ストックがあるのに洗剤やトイレットペーパー、シャンプーなどを買い足してしまう

□一泊旅行に、二泊三日分の荷物を持っていく

「ストックがないと不安」という性格の人たちがいます。

災害など、「いざというときのために備える」、その気持ちはとても大事です。

でも「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」。よほど人里離れたところで暮らしているのでない限り、ストックや備えは、〝ほどほど〞で十分です。

ストック地獄にハマってしまうと、余計に不安が募り、「もっと、もっと」という悪循環に。

その結果、冷蔵室も冷凍室も野菜室もギュウギュウ&パンパンで、どこに何があるかわからないという、典型的な悪魔が喜ぶ冷蔵庫になってしまうでしょう。

目の前にある食材を使い切ってからでも、買うのは遅くありません。そもそも調味料などは1日くらい切らしても何の問題もないのです。

タイプ3〈こんな傾向はありませんか?〉

□感情に流されやすい

□「新製品」「話題の商品」の誘惑に弱い

□他人の意見に左右されやすい

こんな自覚のある人は冷蔵庫をのぞいてみてください。

使いかけのバルサミコ酢や塩麹、ゆずこしょう、酒粕などが余っていませんか?

テレビの料理番組や健康番組ではさまざまな食材、調味料、飲み物などを紹介しています。

そうした情報をイチ早くキャッチして、試してみようと思うあなたは好奇心旺盛で、行動力もあってステキ。

でもどんなにおいしいもの、体にいいものでも「買ったけれど、使い切れない」のではもったいない! だからといって、そのまま冷蔵庫に入れっぱなしでは、それこそ悪魔の思うツボ!

新しい調味料などを試す場合は、なるべく小さいサイズを購入するようにしましょう。

「ちょっと高いかな」と思ったら、いったん帰って頭をクールダウン。

特に調味料を買うときは気をつけて。「大容量のほうがお得」と思っても、余る→賞味期限切れ→捨てる、のでは結局ソンをしていることになります。


タイプ4〈こんな傾向はありませんか?〉

□「後でやろう」と片づけを後回しにしがち

□何で私ばっかり、と思うことが多い

□家族が多いから仕方ないと思っている

これは冷蔵庫に限らず、片づけベタな人がよく口にすることば。

そして片づけられない人は、何かと言い訳が多いものです。

でも実際にやってみるとわかりますが、冷蔵庫の片づけは簡単!

賞味期限をチェック→不要なものを処分→ すっきりした冷蔵庫に変化する→気持ちもすっきり〜。

悪魔が住む冷蔵庫とさよ ならするためには言い訳せずに、まず動くことが大事です。

「あれはどこ?」とものを探す時間はムダだし、なかなか見つからないからイラ イラする、料理もめんどうくさくなるのです。

冷蔵庫から悪魔を追い出し、天使 を呼び込むためにすべきことは、適材適所の収納で、〝探しものをする時間が不 要な冷蔵庫にする〞だけ。

ちょっと動く、一歩踏み出すことで、あなたの人生からいろいろな言い訳がな くなるかもしれませんよ!

「片づけベタ」な人の冷蔵庫に共通しているのは、「いらないもの」「使わないもの」がたくさん入っていること。

たとえばAさん宅では、「冷蔵庫が壊れたとき のため」と、保冷剤が 50 個も冷凍室に入っていました。

確かに冷蔵庫が壊れたら、 保冷剤は活躍してくれるでしょう。

でも、それっていつ? 何年後かの、しかも 万一の備えのために、「今の暮らしで、冷凍室を上手に使えていない」のは、とても残念なことだと思います。

Bさん宅では、余ったごはんをとりあえず冷凍しています。

片づけを手伝った ら、冷凍室のあちこちから冷凍ごはんが 20 個以上出てきました。

しかも日付を書 いたラベルを貼っていなかったので、どの冷凍ごはんが新しくて、どれが古いの かわからず、結局すべて捨てるはめに。

Cさん宅は2人家族。それなのに、「大きいサイズのほうがお買い得」と大容量の調味料ばかり買って、冷蔵庫ドアのサイドポケットがパンパン。

使い切らな いうちに賞味期限はやってくるので、これまた残念ながら捨てることに…。

冷蔵庫から悪魔を追い出すために必要なのは、いらないものから目をそらさな いこと。

「もったいないから」「お得だから」「いつか使うかも」「もしかしたら食べ るかも」は、悪魔のささやきです。「なぜ冷蔵庫に悪魔が住みついてしまうのか」。その原因さえわかれば、あとは簡単!


「もったいない」「いつか使うかも」という悪魔のささやきをシャットダウンして、片づけをスタートするだけ。片づけ下手な人でも、みるみる冷蔵庫の中がキレイになる! 
そんな具体的な方法を次回でご紹介します。

冷蔵庫片付け術から冷蔵庫一掃レシピまでを楽しく紹介

この連載について

初回を読む
天使が住みたい冷蔵庫・悪魔が住んじゃう冷蔵庫

番場智子

イライラ、面倒くさい、やる気が起きない……。その理由は「冷蔵庫」にあるかもしれません。冷蔵庫はあなたの心の中を表しています。ピカピカにするだけですべてがうまくまわりだす冷蔵庫の魔法を大公開! キレイにするだけで、心も体も健康に!

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