バーベキューのお肉、塩はいつ振るのが正解?

48回目のテーマはバーベキュー! ちょっと贅沢に「牛もも肉のグリル 玉ねぎのジャム添え」と「豚バラ肉のBBQ」をご紹介します。おいしく焼く秘訣は塩。肉の性質によって塩を振るタイミングを変えることが重要です。ソース兼付け合わせの玉ねぎのジャムは、肉の香りを引き出し、深い味わいをプラスします。

野外で食べる食事には格別のおいしさがありますよね。日本ではタレにつけた薄切り肉を焼く『焼肉スタイル』も多いようですが、ここはゆとりを持って楽しめるバーベキュー(以下、BBQ)に挑戦してみましょう。

BBQのコツは下準備。ビールやワインを片手にリラックスしてつくるために、事前に段取りをつけていきます。ソースを事前につくっておき、肉をあらかじめ準備しておけば、成功は間違いなしです。

BBQはグリル調理の一つです。グリル調理はフライパンでの調理とそれほどの違いはないので、フライパンでステーキを焼いた時のテクニックがそのまま使えます。塊肉の場合は何度も裏返すというよりも転がすように全体に火を通していく方がいいでしょう。また、肉に油を塗っておくのも重要なテクニック。油が熱を伝えるので全体が均一に加熱できます。同じ温度であれば加熱時間はフライパン調理とほぼ同じですが、炭火焼きの場合は火力調整ができないので少し慣れが必要かもしれません。


牛もも肉のグリル 玉ねぎのジャム添え

材料(2人前)

牛もも肉のグリル
牛もも肉…200g〜300g
塩…肉の重量の1%
ニンニク…1片
オリーブオイル…大さじ2
黒胡椒…適量

玉ねぎのジャム
玉ねぎ…2個
オリーブオイル…大さじ3
塩…3g(小さじ½)
ワインビネガー(または酢)…50cc
砂糖…25g
塩…1.5g(小さじ1/4)
ワインビネガー…大さじ1

作り方

1.玉ねぎのジャムをつくる。玉ねぎ2個は薄切りにして、耐熱ボウルに入れ、オリーブオイル、塩3gで和え、ラップをかけてから600wのレンジに5分かけ、5分休ませる。休ませたら再びレンジに5分かけ、5分休ませる。取り出すときはボウルがかなり熱くなっているので注意。


ラップを取り外すときは蒸気に注意します。包丁で穴を空けて蒸気を逃してからラップを外すといいでしょう。


2.鍋にワインビネガー50ccと砂糖25gを入れて、中火で茶色く色づくまで加熱する。(Tips 1 ガストリックの科学)


3.茶色く色づいてきたらボウルの玉ねぎを加えて混ぜる。この時も蒸気がでるのでやけどに注意。


4.鍋をかき混ぜながら4分間中火で煮詰める。木べらで玉ねぎを潰すようにしてソース状にするのがポイント。煮詰まってきたら塩1.5gとワインビネガー大さじ1で味をととのえる。冷ましてから密閉容器に入れておく。


5.牛もも肉はワインの瓶などで叩いてから、重量の1%の塩を振る。潰したニンニク1片、オリーブオイル大さじ2を絡めて30分以上置く。(常温なら30分、冷蔵庫なら数時間置き、焼く前に30分間常温に戻す)(Tips 2 塩はいつ振るのが正解?)

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tsuruG #スマートニュース 約2ヶ月前 replyretweetfavorite

izaken77 肩ロース肉を買わないように注意! 約2ヶ月前 replyretweetfavorite