エマワトソン主催のフェミニズム・ブッククラブに入会できる時代
読書仲間がほしい~という欲求は古今東西不変のものであるらしく、日本でも対面読書会やら本にまつわるコミュニティサイトやら読書をSNSで語るアカウントやらいろいろあるけれど、しかしそれ以上に北米では「Book Club」なる存在がものすごくたくさん、いらっしゃる。
ためしにググっていただいたらその検索結果の多さに驚くと思うのだけど、オンライン上には単なる「読書好きコミュニティサイト」を超えた、「自分の趣味趣向にあった本好き仲間を見つけたいー!」という欲望したたる「Book Club」が所狭しと並ぶ。
むかし『ジェーン・オースティンの読書会』という映画があって、なんと読書会が舞台のラブコメ! という、なかなか本好きとしては「とりあえず見る!」以外の選択肢が思い浮かびづらい、素敵だった。コンセプトの時点ですでに勝ち過ぎでしょ。いや本編もおもしろかったけれど。オースティンの恋愛小説(イギリスの古典小説)について、読書会のひとびとが自分の恋愛事情も含みつつ語るんだよね。オースティンの名言を映画でも聞くことができて、なかなか楽しい内容だった。
そんなわけで昔から読書会文化の盛んだった国では、現在オンライン上の読書会が大量に生まれている。
なかでも私が「へー! こんなブッククラブあるんだー!」と思ったものをご紹介したい。それは、
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