副業のススメ#2】常見陽平が聞く!副業最先端 「起業につき、週3日勤務希望」

「地方で起業する。ついては会社は週3日勤務にしたい」。もし部下に、あるいは同僚にそう宣言されたら、あなたはどう答えるだろうか。津田賀央さん(37)は勤務先の大手電機メーカーでこう表明し、そして実現してしまったというエクストリーム副業人だ。

「地方で起業する。ついては会社は週3日勤務にしたい」。もし部下に、あるいは同僚にそう宣言されたら、あなたはどう答えるだろうか。津田賀央さん(37)は勤務先の大手電機メーカーでこう表明し、そして実現してしまったというエクストリーム副業人だ。

 業界でも抜群の人気企業で、津田さんは企画畑の正社員。年収は850万円だった。それがこのパラレルワーク計画を実現するために、契約社員にステップダウン。2015年5月に八ヶ岳ふもとの長野県諏訪郡富士見町に一家4人で移住、現地に個人の企画会社、ルートデザインを設立した。テレワークオフィスの運営など、町役場と共同の地域振興プロジェクトを企画・実行している。

 週の3日は東京でメーカー社員として、残りを長野で起業家として過ごす。片道2時間半の特急あずさで結ぶ二都物語。メーカー社員としての給与は3割減ったが、ルートデザインから得る収入を合計すると、年収総額は正社員時代と変わらないという。

 きっかけは妻の言葉。家族で八ヶ岳でキャンプをした際、「ここに住んでみたい」とぽつり。その言葉から、「いわゆるサラリーマンという働き方を続けていて大丈夫なのか」という漠然とした、しかし長年の疑問に火がついた。規格外の働き方をする津田さんと、若者のキャリアに詳しい常見陽平さんが語り合った、本音の副業論。

【常見】 僕が初の単著を出したのは、バンダイ社員時代(07年)。副業歴はそこそこあります。最近は優秀な人材を流出させないために副業を公認する企業が、IT業界などで増えていますが、僕自身の経験では「本なんか書く時間があるなら、全力で働いて本業で成果を出せ」と上司から怒られたことも。副業を持つことは確かにハイブリッドな働き方・生き方だけれど、ずっとこの仕事一筋という人に比べると、はた目には中途半端感があるのかもしれません。

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