週刊ダイヤモンド
#49 “争族”を回避する 遺言と付言事項の書き方
残された家族がもめず、相続をスムーズに行うためには遺言書が不可欠だ。思いがきちんと伝わる遺言書を残しておくだけで、トラブルの数々を未然に防ぐことができる。
書く際の注意点は、大きく三つ。相続する財産の内訳と、どの相続人にどの程度の割合で渡すかを明記すること、そして、相続人の遺留分(#32 「絶対押さえておきたい 相続・節税の基本」参照)に配慮することだ。「相続する財産が遺留分に満たない場合、トラブルになりやすい」(小川実税理士)からだ。
それだけに、遺言書には厳格なルールが存在する。以下に、遺言書を正しく書くためのポイントを解説していこう。
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この連載について
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わが家は相続とは無縁。ましてや子どもたちが財産をめぐってモメる“争族”なんてあり得ない。そう考えている人が少なくない。だが、実際はそうではないと、相続の専門家たちは口々に言う。実際に専門家たちが直面した争族の事例をひもとき、争族の実態...もっと読む
著者プロフィール
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