ユーザーの“かゆいところ”に先回りする紙文房具の最先端はこれだ!

『文房具屋さん大賞2019』(扶桑社)は、この1年に話題を集めた新商品の中から現場のプロである文房具屋さんが最高の逸品を選ぶ賞だ。今年で7年目を迎え、「文房具屋さん大賞」をまとめた本を制作するのが編集ユニット「choudo」の木庭將さんと上原玲子さん。文房具本の制作を多く手掛け、文房具イベントのプロデュースも行っている。連載最終回となる9回目は、書店としても文房具店としても親しまれる「有隣堂」の文房具担当者と、今大ブームとなっている「紙文房具」の世界を解説します!

メーカー自身の改善力で生まれたファイル管理用マステ

木庭将(以下木庭) 『文房具屋さん大賞2019』の審査員のみなさんに文房具のトレンドを聞く連載も、今回で最終回になりました! 本日はよろしくお願いします。

岡﨑弘子(以下岡﨑) 最終回なんですね。これは頑張らなくては!(笑)

木庭 早速ですが、有隣堂さんは書店でもあり、文房具店でもあるお店ですので、「文房具屋さん大賞」の中でも、“伝える・残す”部門を中心にお話をうかがえればと思います。文房具ファンにとって耳寄りな情報を教えてください!

岡﨑 ハードル上げますね……。でもいいでしょう! まずはふせんですね。

木庭 2019年のふせん賞1位は「ノコト」(カンミ堂)が選ばれました。このアイテムは、編集出版関係の人が使っているのをたくさん見ました。


ふせん賞1位の「ノコト」。かわいくて、便利で、使いすぎ注意!

岡﨑 そうなんですね! このアイテムは世の中のクリアファイルで業務管理するタイプの方にはぴったりです。私も、もともとカンミ堂さんのクリアファイルにつけるタイプのふせんを使っていたんです。「ココフセンインデックス」というアイテムです。

木庭 同じようなふせんがあったんですね。

岡﨑 はい。透明なふせんの上に好きな形のふせんを貼って使えるかわいいふせんでしたが、ちょっと剥がれやすいアイテムだったんです。この「ノコト」はそれを改善したシリーズになっているのかなと。剥がれないし、形もかわいいし、総合的にパワーアップしたと感じました。

木庭 なるほど。メーカーさんの既存のアイテムを進化させたものだったんですね。メーカーさんは、リリースした文房具をそのままにせず、必ずユーザーのリアクションを集めて新商品に生かす。だからこそ、毎年のように新しい機能が充実した文房具が出てきているんですよね。売れ筋はどのタイプですか?

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発表!「文房具屋さん大賞2019」 

choudo

『文房具屋さん大賞2019』(扶桑社)は、この1年に話題を集めた新商品の中から現場のプロである文房具屋さんが最高の逸品を選ぶ賞だ。今年で7年目を迎え、『文房具屋さん大賞』をまとめた本の制作を担当するのが「choudo」という編集ユニッ...もっと読む

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