さてさて、親や親戚の援助でなんとか生活している欧州南部の若者ですが、全員やる気がないかというかというとそういうわけでもありません。国内に仕事がないなら外でさがすわ!というやる気満々のみなさんもおります。
15歳から24歳の若者の失業率が34.5%というヨーロッパのドジっ娘さん国家イタリアでは、なんと若者の30%が海外への移民を希望しています(参考データ)。
16歳から25歳のなんと 64.2%が失業しているギリシャではイタリアよりも激しい頭脳流出が起こっています。テッサロキニ大学の調査によれば、2010年の経済危機の後、なんと12万人もの専門職が海外で移民してしまいました。この専門職には医師、エンジニア、科学者などを含みます(参考データ)。12万人とは中規模の町一個分ですね!
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