※この記事には性的表現が含まれています。苦手な方はご注意ください。
尿。
一日に1.5リットル生産され身体から排出される、通称“おしっこ”。 ある人にとっては汚い排泄物ですが、ある人にとっては性欲の対象にもなりうる、不思議な液体です。
猥談バーで出会った、21歳の大学生の男子、Kくん。
少しぽっちゃりした体型でお洒落な彼は、おしっこを浴びることを夢見る青年です。まだ人生で直接見たことも、飲んだことも、浴びたこともない。でも、確かな愛はある。(おしっこへの。)
「おしっこが大好き」という性癖を持ったKくんは、いかにしておしっこにハマり、これまでどんな人生を歩んできたのでしょうか。彼とおしっこの歴史に迫ります。
イラスト : 小鈴キリカ
なぜ、彼はおしっこを愛するようになったのか
きっかけは、Kくんが中学2年生の頃でした。 思春期真っ盛りのKくんは、同級生とはエロい話はせず、こっそりオナニーする毎日を送っていました。彼がオナニーのネタにしていたのは雑誌の最後のページに掲載されてた、二次元のエロゲのスクショ1、2枚で物足りなかったそうです。オカズ不足。
その後、家にパソコンが導入され、オナニー街道まっしぐらに。彼が潮吹きモノを検索していると、色々な人がおしっこをしていくオムニバスのAVがヒットしました。彼はそれを観て確信します。「僕が本当に好きなのは、潮吹きじゃなく、おしっこだ!」と。
Kくんは、潮吹きとおしっこの決定的な違いを説明してくれました。
「恥じらいの有無、が一番の違いです。潮吹きモノの潮の吹かせ方は、バイブでやるか、男優との掛け合いの手マンです。そして潮吹きは『潮吹くぞ!』と女優さんが準備して、受け身で出すパターンが多いです。普通のセックスの時も同じで、『わたし濡れやすいんだよね』と言ってる人を責めた結果、出るもの。つまり、向こうが受け身になって初めて成立するものなんです。
でも、おしっこは、違います。おしっこは、自分から出さないといけないんです。排尿の意思があるから出るのであって、完全に受け身では絶対出てこない。一般的に、おしっこを見せるのは恥ずかしいという前提があるので、AVにおいても、『ここでおしっこ出していいんですか…』という恥じらいがあります。
恥じらいながらも、頑張っておしっこを出す…そこに美しさを感じるんです。潮吹きとおしっこは、たとえ排出物として構成要素が一緒だとしても、ぶどうジュースとワインのように、まったくの別物なんです」
異常な説得力がありました。ボルテージの上がってきた「おしっこ」への熱弁が、カフェに響きます。(静かめなカフェでやったのマジ間違い)
ちなみに、Kくんは、おしっこにまつわるエロ漫画は、網羅する勢いで読んできたそうで、はじめて買ったエロ漫画のタイトルは、「おしっこは飲み物」というタイトル。ストレート極まりない最高のタイトルです。
セックスも好きだけど、自分はそれ以上に、おしっこが好き
続けて、おしっこへの愛が強いKくんに、これまでの女性経験を語ってもらいました。
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