週刊ダイヤモンド
#42 【相続税対策③】生命保険の活用
高齢者を中心に相続税対策として、需要が高まっている生命保険。生命保険が持つ非課税枠は確かに魅力的だ。ただし、活用法を間違えれば、「争族」に陥る落とし穴も潜んでいる。
「年齢別に分布を見ると、主要顧客は高齢者で中でも70代が最も多いですね」
大手銀行の担当者は、窓口で販売する生命保険の顧客層についてそう話す。一番の売れ筋は一時払い(一括払い)の外貨建て終身保険で、相対的に金利が高く貯蓄性(投資性)の強い豪ドル建てへの関心が強いという。
70代であれば、子どもたちがとっくに独立し、万一のときの家計への心配は少ないはずだが、それでも生命保険に新たに加入する理由は一体何なのか。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。
25150
false
この連載について
週刊ダイヤモンド
わが家は相続とは無縁。ましてや子どもたちが財産をめぐってモメる“争族”なんてあり得ない。そう考えている人が少なくない。だが、実際はそうではないと、相続の専門家たちは口々に言う。実際に専門家たちが直面した争族の事例をひもとき、争族の実態...もっと読む
著者プロフィール
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。 ※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。
Twitter:@diamondweekly
Facebook:http://www.facebook.com/diamondweekly