かわいいだけではない! 機能美にもあふれた頼もしいアイテムの数々
上原玲子(以下、上原) 今回は『文房具屋さん大賞2019』の審査員でもある、コーチャンフォーの寺岡さんに、のりやテープ、ハサミ、カッターなど身近でよく使う文房具の最新事情についてお話をうかがいます。で……いきなり関係ないですが、「コーチャンフォー」というのは変わった店名ですね。
寺岡百合絵(以下、寺岡) そうですね。英語では「Coach&Four」と書くんですけど、「4頭立ての馬車」という意味なんです。弊社は北海道の釧路に本社がありまして、書籍、文房具、音楽・映像、飲食の4部門をあわせもつ複合商業施設として展開しているので、それが店名の由来になっています。
上原 前から気になっていたのでスッキリしました(笑)。今回の『文房具屋さん大賞2019』の大賞は、コクヨの「GLOO スティックのり」が受賞しましたね。
寺岡 最近は見た目だけでなく、かゆいところに手が届くような機能が搭載された商品が選ばれるようになっていると感じます。コクヨのGLOOリーズはスタイリッシュなデザインと使いやすさを兼ね備え、ご家庭だけでなくオフィスでも使いやすいデザインのため、会社員の方に人気があります。
上原 のり・テープ賞の1位はニチバンの「セロテープ® 小巻カッターつき まっすぐ切れるタイプ」が受賞しましたね。
寺岡 豊富なカラーとサイズが揃っているので、自分の好みや用途に合わせて選ぶことができる商品なんです。何よりも、まっすぐきれいに切れることで人の目に触れるラッピングなどにも使いやすいと思います。
上原 テープはきれいに切れないと、ストレスになりますからね。
「のり・テープ」部門の受賞作。どれを買ったらいいか迷ったら……全部購入!
寺岡 ニチバンの「テープのり tenori™ イチオシ™」も、デザインがかわいいだけではなく、とても使いやすい商品です。ワンポイントで使えるのりは便利で、細かいところや工作にも向いています。
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