HSPは遺伝なの?

「敏感気質(HSP/HSC)」の第一人者・長沼睦雄先生が10代(と、そして大人)に贈る、心の疲れをラクにする方法。朝起きると「また一日が始まる」と、どんよりした気分になっていませんか? 人間関係、勉強、家族、容姿…ストレス社会で生き延びる技術を紹介します。『10代のための疲れた心がラクになる本』をcakesで特別連載!(毎週火曜・金曜更新)

HSPは遺伝なの?

 HSPは遺伝なのかと聞かれることがあります。
 遺伝的なものはあると思います。無関係でないことはたしかですが、それがはたして遺伝であらわれているものなのか、育ち方、すなわち環境によるものなのかはよくわかりません。
 敏感さは個々の感覚によるものですし、どの遺伝子と関係するといえるものでもないので、何からきているかを特定することがむずかしいのです。

 また、これまで挙げてきた特徴を見ると、HSP、HSCは内向的なタイプ(慎重派)のように思いますが、外向的で刺激を追い求めたがるタイプの人もいるのです。
 真逆のように思えますが、実はちょっとした違い。刺激に対する好奇心のほうがまさっていれば、どんどん強い刺激を求めていきたくなります。でも、刺激を強烈すぎるなと感じて脳が抑制をかければ、刺激から自分を守りたくなります。
 HSP全体のなかでは、内向的なタイプが7割、外向的なタイプが3割くらいといわれていますが、ぼくは両方の資質がまじっている人がけっこういると感じています。
 子どもでは、外ではすごくおとなしいのに、家に帰ると活発になるパターンがよく見られます。いわゆる〝内弁慶〟タイプ。こういう子は、外では内向的、家では外向的な資質が出るのです。
 大人の場合は逆で、外では外向的でとても活動的な姿を見せ、ひとりになると内向的な面が強くなる人が多いようです。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

「敏感気質(HSP/HSC)」の第一人者・長沼睦雄医師の最新刊、好評発売中!

この連載について

初回を読む
10代のための疲れた心がラクになる本

長沼 睦雄

「敏感気質(HSP/HSC)」の第一人者・長沼睦雄先生が10代(と、そして大人)に贈る、心の疲れをラクにする方法。朝起きると「また一日が始まる」と、どんよりした気分になっていませんか?人間関係、勉強、家族、容姿...ストレス社会で生き...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

restart20141201 "「普通とは違うために生きづらさがある」ことを、他人に気づいてもらえたのです。" …気付かされた周囲の 負わされ感。面倒。 3ヶ月前 replyretweetfavorite