好きなことには一生懸命。
そんな人に、人は、つい巻き込まれる。
人は、生きたいように生きるのが一番です。
苦しく生きていくか、それとも楽しく生きていくか、選ぶのは自分しかいません。
「楽しくなくても、がんばるしかないんです!
必死にがんばらないと、生きていけないんです!」
という人もいるかもしれません。
いいでしょう、どうせやるなら、とことん、がんばりぬくのも充実した楽しい人生です。
もう一度言いますが、好きなように生きるのが一番ですから。
でも、「せっかくなら、今よりもっと楽しいことになったらなあ」という人は、今日からさっそく、手抜きを始めましょう。
今までの逆をやるんですよ。そうしたら、逆の結果が出るんです(当たり前、でしょ?)。
好きなように、適当に生きる、ということを始めてください。
手を抜いて、サボってみてください。
選ぼうと思えば、そんな人生も選べるのです。
そんなことしたら、周囲に迷惑がかかるから、できない?
いえいえ、迷惑を、かけてみてほしいのです。
私が手を抜いたら、仕事が回らなくなる?
いえいえ、そんなの、あなたの勘違いです。
あなたがいなくても、世の中、ちゃんと回っていきます。
だから、勇気を出して、手を抜きましょう。
世の中って、あなたが思っているより、ずっと優しくできているんです。
迷惑をかけまくって、助けてもらって、そんなことを繰り返しているうちに、周囲の優しさ、温かさを実感するでしょう。今は感じてないですよね?
そこで初めて、「感謝するのが〝良いこと〞」という打算的なものではない、深い本当の「感謝」が生まれるのです。
自分ひとりで成功するのではない。
自分ひとりで幸せになるのではない。
周囲の人に成功させてもらっている、幸せにさせてもらっているんだ、と。
そうして「ありがとう感」で満たされていくでしょう。
僕も、今までずっとそうでした。
あの武道館の独演会だって、そうです。
ずっと自分のなかで「ありがとう」の大嵐が起こっていました。
迷惑かけまくって、わがまま言いまくって、助けてもらいまくったのですから。
今、僕たちが唯一、すべきこと。
自分の好きなこと、やりたいことだけは、一生懸命、やる。
その代わり、好きじゃないこと、気の進まないこと、やりたくないことは、いっさい、がんばる必要、ありません。ぜんぶ丸投げ。
すると、あなたの苦手なことが「好きだ」という人が現れます。
「好きなことを一生懸命している」というあなたの「楽しさ」に、巻き込まれる人が現れるのです。
ただただ、好きなこと、やりたいことを、
キャッキャ言いながら、一生懸命、やる。
好きなことだから、やりたいことだから、それが続けられるのです。
がんばって続けるのではなく、〝続けてしまうこと〞をやろう、ということ。
自分から周りに、楽しさをあふれさせればいいのです。
人生は、バンジージャンプ!
飛んだ後の気持ちよさは、 飛んだ人にしか、わからない。
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