週刊ダイヤモンド
#35 無理強いすると没交渉に NGワードは言い換えよう
「うちは大丈夫」と言う親やきょうだい。相続について真剣に考えてもらいたいが、言い方を誤ると新たな“争族”の火種になることも。円満に話し合うためにはどうしたらよいだろうか。
「万が一のことも考えなきゃいけない年なんだから、エンディングノートを書くとか、家をどうするとか、ちゃんと分かるようにしといてよ」
東京都内に住む坂口弘さん(仮名・47歳)は、今年の正月、九州の実家に帰省した際、70代の両親にこう切り出した。先日会社の同僚の父親が急死。ごく普通の家庭でも、相続のゴタゴタで苦労しているのを目の当たりにし、とても人ごととは思えなくなったのだ。
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この連載について
週刊ダイヤモンド
わが家は相続とは無縁。ましてや子どもたちが財産をめぐってモメる“争族”なんてあり得ない。そう考えている人が少なくない。だが、実際はそうではないと、相続の専門家たちは口々に言う。実際に専門家たちが直面した争族の事例をひもとき、争族の実態...もっと読む
著者プロフィール
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