週刊ダイヤモンド
#34 特別貢献の優遇
長男の嫁が義理の父親と同居し、長らく介護した後に、義父が亡くなった場合、長男の嫁にはどれほどの遺産が残されるのか。実は、こうしたケースでは嫁には何も残されないというのが、現行制度だ。
長男の嫁が義理の父親と同居し、長らく介護した後に、義父が亡くなった場合、長男の嫁にはどれほどの遺産が残されるのか。実は、こうしたケースでは嫁には何も残されないというのが、現行制度だ。
というのも、現行制度には「寄与分」と呼ばれる相続財産の上乗せ制度があるが、これは、故人の財産を増やすなど特別な貢献をした相続人だけが対象となるからだ。
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この連載について
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わが家は相続とは無縁。ましてや子どもたちが財産をめぐってモメる“争族”なんてあり得ない。そう考えている人が少なくない。だが、実際はそうではないと、相続の専門家たちは口々に言う。実際に専門家たちが直面した争族の事例をひもとき、争族の実態...もっと読む
著者プロフィール
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