相続を争族にしない

#30 【会社オーナー】自社株が家族に分散している

自動車関連部品を製造する小さな町工場を経営する父と母。社員は4人でパートが2人の零細企業ながらも、大手自動車メーカーの下請けとして長年コツコツと事業を営んできた。内部留保もしっかりとたまっている。

 自動車関連部品を製造する小さな町工場を経営する父と母。社員は4人でパートが2人の零細企業ながらも、大手自動車メーカーの下請けとして長年コツコツと事業を営んできた。内部留保もしっかりとたまっている。

 しばらくして、自動車メーカーに勤務していた長男が事業を継ぐために戻ってきた。だが、問題があった。自社株が父母ときょうだい4人の家族6人に分散していることだ。設立当時は誰が会社を継ぐか分からなかったので、子どもたち全員に株式を持たせたのだ。

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相続を争族にしない

週刊ダイヤモンド

わが家は相続とは無縁。ましてや子どもたちが財産をめぐってモメる“争族”なんてあり得ない。そう考えている人が少なくない。だが、実際はそうではないと、相続の専門家たちは口々に言う。実際に専門家たちが直面した争族の事例をひもとき、争族の実態...もっと読む

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