進化が止まらない「消しゴム賞」「マスキングテープ賞」「クリップ賞」をチェック!

『文房具屋さん大賞2019』(扶桑社)は、この1年に話題を集めた新商品の中から現場のプロである文房具屋さんが最高の逸品を選ぶ賞だ。今年で7年目を迎え、「文房具屋さん大賞」をまとめた本を制作するのが編集ユニット「choudo」の木庭將さんと上原玲子さん。文房具本の制作を多く手掛け、文房具イベントのプロデュースも行っている。連載4回目は、「文房具屋さん大賞」の審査員でもあるTSUTAYAの担当者とともに、最新アイテムを語り尽くす!

全国に販売拠点を持つTSUTAYAの文房具選びのポイントとは!?

木庭將(以下、木庭) 今回は『文房具屋さん大賞2019』の審査員でもある、TSUTAYAの文房具部門を統括されている大谷さんに、ユニークな進化を遂げているジャンルについてお話をうかがいたいと思います。今、注目しているのはどのジャンルですか?

大谷勝浩(以下、大谷) では「消しゴム賞」からはじめましょうか。今回、1位になった「磁ケシ」(クツワ)は面白いですね。このアイテムは、小学生のときに砂場で磁石を使って砂鉄を取ったことを思い出す、そんななつかしさを感じさせる逸品です。


ドーン! ロボットに変形しそうな「磁ケシ」は文具界のトランスフォーマー!?

木庭 ほんとですね。消しゴム本体に鉄粉が練り込まれて、カバーに内蔵されているマグネットで消しかすを集められる。これは楽しいですね。

大谷 そうなんです。そして、楽しいだけではなく、処分に困っていた消しかすを簡単に集められて掃除もラク。使ってみると便利さに驚きます。まさに、かゆいところに手が届いた文房具ですね。


消しかすを集めて→捨てる。しばらく没頭できます

木庭 確かに、消しかすって、デスクからはらって下に落とすのも気が引けますし、集めて捨てるのも結構大変ですからね。

大谷 結果、仕方なく手でまとめて、手も汚れてしまうという……。しかし、この消しゴムならマグネット部で消しかすをポンポンと押せば集められる。この押しごこちは、ハンドスピナーの回転を感じるのと同じような、クセになる感じがあります。

木庭 なるほど、遊具にも通じる気がしますね。このおもちゃっぽいデザインもそこを意識してるからなのでしょうか。超合金のおもちゃのパッケージで使われているような書体と青、赤のラインナップが印象的です。

大谷 消しかすを集めたら底の部分を開いてゴミ箱に捨てるギミックも含めて、男子ウケを意識しているのかもしれません。それに、青、赤というのは文房具の色として鉄板なんですよ。黒、白を抜かせば代表的な“売れる色”なんです。

木庭 そうなんですね。そういえば、文房具の色展開は同じ場合が多いような……。売り場で見返してみたくなります。

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発表!「文房具屋さん大賞2019」 

choudo

『文房具屋さん大賞2019』(扶桑社)は、この1年に話題を集めた新商品の中から現場のプロである文房具屋さんが最高の逸品を選ぶ賞だ。今年で7年目を迎え、『文房具屋さん大賞』をまとめた本の制作を担当するのが「choudo」という編集ユニッ...もっと読む

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