努力をやめたら、うまくいかない?
大丈夫、それ、本当は 「うまくいってる」ってことだから。
努力するのも、がんばるのも、そのために我慢するのも、真面目にやるのも、やめてしまう。
すると、あることが起こり始めます。
努力して、がんばって、我慢して、真面目にやっている人から、「あんた、なんなの?」と怒られるのです。
「そんな適当にしていたら、いつか痛い目を見るよ」と。
ひょっとしたら、今のあなた自身が、そんなふうに怒っているほうの人かもしれません。
周囲に気楽そうな人、適当な人、手を抜いている人がいると、イラッとしませんか?
それは、「気楽に、適当に、手を抜いたら、大変なことになる」と、まだ、怖がっているからです。
今までとは違う世界への扉を、まだ開いていない。
「大丈夫の世界」「許される世界」「やさしい国」への扉です。
怖くて開けないでいるのです。
手を抜いて適当にやるのですから、ひょっとしたら、やらかしちゃうことも、失敗も、前より増えるかもしれません。(僕も実際どんどんポンコツになっていきました)
「そら見ろ、痛い目を見たじゃないか」と言われるかもしれません。
あ、もしかしたら、努力もがんばることもやめてみて、「言うとおりにしたのに、ぜんぜんうまくいかないじゃないか!」……なんて人も、いるかもしれませんね。
でも、それが本当に「痛い目」か「うまくいっていない」のかどうかは、自分次第なのです。
もっといえば、「痛い目にあった」と、「うまくいかない」と、「思っている」 自分がいる、それだけのことです。
本当は、大丈夫なんです。
うまくいってないことも含めて、ぜんぶ「うまくいってる」っていうことだから。
今までと180度、違うことをするのですから、180度、違うことが起こって当然です。
怒られたり、やらかしたり、失敗したり、もしかしたら、取り返しのつかないことにも、なるかもしれない。
でも、じつはぜんぶ大したことないし、じつは「許されている」。そして、「ゆくゆく、〝いわゆる〞うまくいく」ための「基礎固め」なのです。
だから「痛い目にあった」「うまくいかない」なんて思わず、ぜんぶ楽しんでしまえばいいのです。
怒られてしまった。
やらかしてしまった。
失敗してしまった。
取り返しがつかないことになってしまった。
困った、困った、というより……
ウケるんですけど ?!
これでオッケーです。
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