相続を争族にしない

#21 【相続財産】資産に農地が多い

農業を営む男性には妻と2人の息子、長女がいる。長男夫妻と同居し、田畑の耕作は長男夫妻が行っている。次男は結婚して賃貸住まい、長女も嫁いで子どもの教育費のためにパートに明け暮れる日々。きょうだいの仲は良好で頻繁に両親の家に集まっている。

 農業を営む男性には妻と2人の息子、長女がいる。長男夫妻と同居し、田畑の耕作は長男夫妻が行っている。次男は結婚して賃貸住まい、長女も嫁いで子どもの教育費のためにパートに明け暮れる日々。きょうだいの仲は良好で頻繁に両親の家に集まっている。

 「きょうだい仲がいいから相続でもめることはないだろう」と考えていた男性だが、ふと気になって妻に相談した。

 すると、長男はいつまでも農業をやりたくない、長女は教育費として自分の権利分は現金で欲しい、次男は一戸建てを建てたいので少しでも多くの現金が欲しいと思っていることが分かった。

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相続を争族にしない

週刊ダイヤモンド

わが家は相続とは無縁。ましてや子どもたちが財産をめぐってモメる“争族”なんてあり得ない。そう考えている人が少なくない。だが、実際はそうではないと、相続の専門家たちは口々に言う。実際に専門家たちが直面した争族の事例をひもとき、争族の実態...もっと読む

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