相続を争族にしない

#15 【被相続人(親)】一部の子や孫にだけお金をあげている/多額の保険金をもらう子や孫がいる

「兄貴だけ遺産をもらい過ぎだ! 俺にも権利があるんじゃないか」このように次男から責められている長男。長男は妻と共に、実家で父と一緒に暮らしている。休日は父と一緒に農業を行い、家業を手伝うという生活を送っている。片や次男は大手企業の転勤族で、国内外を転々としている。

 「兄貴だけ遺産をもらい過ぎだ! 俺にも権利があるんじゃないか」

 このように次男から責められている長男。長男は妻と共に、実家で父と一緒に暮らしている。休日は父と一緒に農業を行い、家業を手伝うという生活を送っている。

 片や次男は大手企業の転勤族で、国内外を転々としている。だが、盆や正月は実家に集まるのが毎年の恒例行事で、長男と次男の妻同士は同い年ということもあり、買い物や旅行を共にするほど仲がいい家族だ。

 その父が闘病の末に他界した後、相続の話になった。長男が次男に対し、父の預金から2000万円を渡したいと伝えたところ、次男夫婦の血相が変わった。遺産総額は優に3億円を超えるからだ。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
相続を争族にしない

週刊ダイヤモンド

わが家は相続とは無縁。ましてや子どもたちが財産をめぐってモメる“争族”なんてあり得ない。そう考えている人が少なくない。だが、実際はそうではないと、相続の専門家たちは口々に言う。実際に専門家たちが直面した争族の事例をひもとき、争族の実態...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません