人気カウンセラー・心屋さんが「こうなったらいいな」で武道館ライブを実現!?

「見つけるぞ!」とがんばっても、夢は見つからない。「叶えるぞ!」とがんばっても、夢は叶わない。そもそも「夢の正体」は? 夢を叶えるために大切なことっていったい何? 
大人気カウンセラー心屋さんが自らの体験をもとに、夢の叶え方をぜ~んぶ教えます。
心屋流 ちょっと変わった夢の叶え方』(学研プラス)を全文公開します!(毎週火・木曜日更新予定)

心屋仁之介(こころやじんのすけ)/心理カウンセラー。個性を生かして性格を変え、自分らしく生きるための手助けをする「性格リフォームの匠」として、テレビ出演でも話題になる。大手企業の管理職として働いていたが、自分や家族の問題がきっかけとなり、心理療法を学び始める。現在は京都を拠点として、全国各地でセミナー、講演活動やカウンセリングスクールを運営。 その独自の「言ってみる」カウンセリングスタイルは、たったの数分で心が楽になり、現実まで変わると評判になっている。

2017年2月8日。
心屋として仕事を始めてちょうど10年目のその日、日本武道館で記念イベント「心屋仁之助 独演会」を開催しました。

僕は心理カウンセラーとして、2007年からカウンセリングや心理学のセミナーを開催し、それらの内容をまとめた著書も過去60冊以上書いてきました。
また、近年は、そのカウンセリングやセミナーで、効果のある「魔法の言葉」をメロディに乗せた「魔法のうた」をCDにしたり、セミナーや講演会で提供。 やがては4年連続でライヴツアーを開催しました。
そんな10年の集大成として、できるだけ多くの方に来ていただける、そしていまやミュージシャンの聖地となった「日本武道館」で、ライヴ&トークショーを開催することができたのです。
バンドもなく、まったくのひとりでの、ピアノとギターでの弾き語りです。しかも、ピアノは、習い始めて8か月のキャリアでの提供でした。

おかげさまで、なぜか緊張することもなく、5500名の前で、とても楽しい3時間のステージを終えることができました。そう、緊張しなかったのです。
この「緊張しなかった」というところに、今回のテーマでもある、「夢を叶える」ということのキーワードがたくさん潜んでいるのです。

日本武道館で「何かをする」。
これは、実は2007年頃からの「夢」でもありました。
でも、「夢」といっても「絶対やってやる」とか「やることが夢なんです!!」 という感じではなく、まるでオオカミ少年のように「いつかは武道館」「カウンセラーが武道館で講演とかおもしろいよね」みたいに、特に何かを気負うこともなく、ふざけるように言っていました。
カウンセラーをやっていた僕にとって、当時の現実からあまりにもかけ離れていたので、努力の仕方もわからないし、もっと言えば「そんな夢は持っても仕方がない」というぐらいの大きさでした。

2009年のブログに、こんなことを書いていました。

毎年本を出して、毎年の全国ツアーを、トーク&ライヴでやっていきたい。
そして、打ち上げは武道館で・・なーんて夢見ています。

そんなことをしていくうちに、カウンセリングやセラピーというものが、
もっと身近に、手軽になって、多くの人が怪訝がられずに受けられるように
イメージを変えていきたいと思っています。

だから、感動路線ではなく、爆笑路線を歩んでいるのです(笑)
アウトローと言われようと、ヒール(悪役)と言われようと(笑)

・・・・時期が来ればきっとお呼ばれすることになるんでしょうね。
それまでは、ただ、コツコツと続けていこうと思います。

目の前のあなたの幸せのために、今の自分ができることを提供していきます。
このブログも、その一つです。

どうやら、僕は自分の未来を知っていたようです。
今、まさにそんな感じの仕事ですから。
2013年から、全国の講演ツアーを行い、2017年までに7万人近い方にお越しいただき、そこでは歌も歌い、それとは別に、京都と横浜のライヴハウスでのライヴも行い、最後に日本武道館で仕上げでした。
また、2012年から2014年まで、テレビのバラエティ番組にレギュラーで出させていただいたことできっと、日本の心理カウンセリングというもののハードルを下げ、気軽に受け入れられるようになる一助になれたのではないかなと思っています。
そして、ここまで毎年本を出してその数が60冊を超えて、累計発行部数でも450万部に達しました。

では、どうしてこんなふうになったのか?
という僕の体験は、きっと誰かの役に立つと思って、この本を書いています。

夢を叶えるために大切な4つのこと

途中でも書いたように、僕にとって日本武道館で「何か」をやることは、世間で言われるような夢でもなく、目標でもありませんでした。
というか、そんなもの、そもそも「不可能」であり、「完全にあきらめて」いたことでもありました。
でも、やっぱり、どこかで叶えたかったから、あまり覚えてないのですが、けっこうあちこちでしゃべっていたようです。(笑)
で、オオカミ少年のように「武道館でやるぞー」「武道館でやるぞー」と言ってたら、武道館がほんとに来てしまった、ヤバい、そんな感じです。
ベストセラーを書くぞーと言ってたらそうなって、全国回るぞーと言ってたら、そうなった。

これらのことについて、ではどうすれば夢が叶えられるのか、振り返ってみると、いくつかのキーワードがあります。

ひとつが「夢は叶えなくてもいい」ということ。
それは、「そんなもの叶えなくても幸せになれる」ということです。

そして、もうひとつが「自分は、その夢を叶えてもいい」と、自分が自分に夢を叶えることを許していること。
自分がそれを自分で許していない時は、どんなに努力しても無意識で夢を「避け」つづけてしまうのです。

そして、「努力しない」ということ。
夢を叶えるには、あきらめないで努力しつづけること、というのが世間の相場だとは思いますが、僕の場合、そうではなく、努力することよりも「好きなことをする」「損得考えずに、好き嫌いで選んでいく」ということでした。
また、2009年当時は「あなたのために」なんて言ってましたが、今はそうではなく「自分の楽しみのために」でいいと思っています。
それが「結果として」誰かのためになるのですから。

そして最後が「夢を叶えるのは自分ではない」ということ。
つまり、夢は「自分のチカラ」で叶えるのではないということです。

今回の日本武道館も、音楽を始めたときから、音楽事務所の方に「武道館、空いてます?」と、例によってオオカミ少年をしていました。
でも、おもしろいことに「自分で」しようとして、でも「許して」なくて、「損得」で動いていた時には、武道館は空かなかったのです。
それらをすべて捨てたとき、2016年の早春に「空きましたよ」と、突然、報せが届いたのです。

そう、でも僕は日本武道館のステージに立つために、努力はしなかった。
「オオカミ少年」になって、「努力しない」で、ただ、自分がそこに立つことを「許し」、そして、ただ、「好きなこと」をやりつづけた。
そしたら「自分が」叶えたのではなく、その音楽事務所(ソニー)の方が「叶えてくれた」のです。

そう、夢は叶えるものではなく、
叶えて「もらう」ものなのだと気づいたのです。
そう、「自力」ではなく「他力」のチカラが動いたとき、夢は叶うのだ、と。

では、その「他力」を「運」を動かすにはどうすればいいのか? 
それがきっと、夢を叶える方法。
そんなことを、この後で書いていきたいと思います。

今までの人生は、自分でやること「だけ」が素晴らしい、自分でやらなければ意味がない……、だから、ひとりで、自力で、努力で、戦略で、がんばって生きてきました。
だから、人を頼るなんて、ましてや丸投げなんて絶対にダメだと思って生きてきましたし、努力をしなかったり、丸投げして遊んでいるような人を軽蔑もしていました。
でも実は、ヒニクなことに、そこに答えがあったようです。

夢の正体って?

ここまできて、やっと気づいたことがあります。

自力でがんばって生きている人は、顔が怖いです。

周りにも自分にも厳しくて、怒っています。
周りをバカにしていたりします。

でも、他力に乗って幸せに生きている人は、いつも笑顔で穏やかで、一見するとたよりなくバカみたいに見えたりするけれど、いつも周りに助けられ、感謝して、感謝されながら生きています。

僕はそんな人のことを、昔は、ダメだなーと思っていたのです。

話は戻りますが、本当に武道館が決まって、会場の下見に行ったとき、僕は激しく後悔しました。
「なんで、こんなところでやるって言っちゃったんだろう」と。
そう、そのあまりの風格、威風堂々としたあの場所、アリーナから、スタンドの最上段まで会場を歩いて、一番上まで行ったときに身震いしました。
「これは、たいへんなことをしてしまった」と。
だから、「もう、やることは決まったので、最悪、当日何かトラブルがあって開催できませんように」なんていうキモチにもなったり……。

そのぐらい、本当の夢って、叶うと怖いみたいです。

ここを本当にお客さんで埋められるのだろうか、集まったお客さんは喜んでくれるのだろうか、そんなことも怖かった。
でも、この場所でやることが決まったということは、ココでやることが「許されているのだ」ということです。
だから、結果としては、5500名の方にお越しいただき、とても楽しい時間を一緒に過ごすことができ、評判もすごくよかったみたいです。ほっとしました。

そして、その舞台で、僕は緊張「しなかった」のです。

前日、そして当日もリハーサルから本番まで、ただ、ただ、楽しかった。
もし歌を間違えても、音を外しても、ギターやピアノを間違えたとしても、それさえも全部ネタにしてしまえばいいんだ、と。
そして、選曲も、「誰かのために」ではなく、その時点の「僕が歌いたい」曲ばかりをセレクトし、演出も「僕がしてほしい演出」を、費用に関係なくやってもらいました。
僕が失敗しても、スタッフがミスしても、思い通りに進行しなくても、みんなで連帯責任だー!!  他力よろしく! と。 最後の責任だけは自分で取るから。
そんな気持ちで臨みました。

「まずは、何があっても自分が楽しむ!!」
というスタンスです。
そしたら、みんなが笑顔になれた。
本番前に楽屋に遊びに来てくれた、武道館の大先輩でもあるPRINCESS PRINCESSのリーダー、渡辺敦子さんも、僕が緊張していないことに大層驚いてくれました。

結果として、「夢が叶った」ことになっていますが、これは「夢が叶ったから幸せ」ではなく、「幸せだから、夢も叶う」ということ。

つまり、「夢」というのは「幸せな自分の気持ちを象徴するもの」だということが、はっきりわかったのです。

だから、「夢が叶う」ということは「幸せのおまけ」でしかないかな、と、日本武道館を終えてみてそう思います。
周囲では「次はドームだ」なんて声も聞こえますが、やりませんよ、ほんと。 (笑)

ここまでの自分になれたのは、テレビに2年ほど出させていただいたことや、そのおかげで本がたくさん売れて、お客さんにもたくさん来ていただき……、となってきたことが大きな要因ではあると思います。つまり、ほとんどが「他力」でした。

でも、
「それがなくても幸せ」という境地に「大した結果もないうちから」「先に」幸せになった
からこそ、この「おまけ」が、「証拠」が、全部ついてきたんじゃないかな。
と、そう思うのです。

そして、その「先に幸せになる」について、一番大事なことが……。

おっと、この「はじめに」で、もしかしたらほとんどの答えを言ってしまったのかもしれないですが、その上でぜひあらためて、「一番大事なこと」も含め、もう少し深く、一緒に夢を叶えるためのプロセスを楽しんでいけたらなと思います。

<次回は3月7日(木)更新予定です>

超人気・心理カウンセラー 心屋仁之助氏が初めて語る「夢」の叶え方!

この連載について

心屋流 ちょっと変わった夢の叶え方

心屋仁之助

著書累計450万部! 「夢の武道館ライヴ」を実現させた超人気・心理カウンセラーが、自らの体験をもとに「心屋流・夢の叶え方」を初公開! そもそも「夢の正体」っていったい何? そして、夢を叶えるために大切な「4つの大切なこと」っていったい...もっと読む

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