機能賞」「アイデア賞」「デザイン賞」に輝いた注目の文房具を深堀り!

『文房具屋さん大賞2019』(扶桑社)は、この1年に話題を集めた新商品の中から現場のプロである文房具屋さんが最高の逸品を選ぶ賞だ。今年で7年目を迎え、『文房具屋さん大賞』をまとめた本を制作するのが編集ユニット「choudo」の木庭將さんと上原玲子さん。文房具本の制作を多く手掛け、文房具イベントのプロデュースも行っている。連載2回目は、『文房屋さん大賞』の審査委員長をお招きし、2019年のエース文房具にスポットライトを当てる。

「文房具屋さん大賞」の審査委員長から見た2019年のエース文房具


木庭將(以下、木庭) 連載2回目は『文房具屋さん大賞2019』の生みの親であり、審査委員長でもある高木芳紀(株式会社ノウト代表)さんをお呼びしました。

高木芳紀(以下、高木) 7年間この本に携わってきましたが、自分が審査委員長であると知ったのは2年前で、今日初めて自分が生みの親であることを知りました(笑)。

木庭 僕がこの本の企画を考えたのは、高木さんがイベントプロデューサーのテリー植田さん、文房具大好き芸人のだいたひかるさんと主催している「文具祭り」というイベントに参加したのがきっかけでしたから! メーカーさんや文房具ファンのみなさんがすごい熱量で大好きな文房具を紹介していて、「これを1冊の本にしたらおもしろいだろうな」というのが始まりだったので、まさに高木さんが生みの親ですよ。

高木 じゃあ、そういうことにしておきましょう(笑)。今回の『文房具屋さん大賞2019』の全体的な傾向として目立ったのは、やはりインクブームに引っ張られての筆記ブームという部分。大量生産品的な商品があまりないので受賞はしにくいですが、ガラスペンなども以前と比べて店頭にたくさん並ぶようになりました。バレットジャーナル(箇条書き手帳術)の台頭もそうですが、「どんどん書こうよ!」というムーブメントは感じますよね。インスタグラムを眺めていても、手書き文字、カリグラフィ系の人気は高いです。

木庭 2019年の「デザイン賞」「機能賞」「アイデア賞」はいかがでしたか? この3賞は、3つの審査項目それぞれで、最も票が集まったアイテムですよね。

高木 はい。デザイン賞に選ばれたトンボ鉛筆の「モノグラフ グリップモデル」ですが、 いわゆるシャーペン戦争の御三家といえば三菱鉛筆の「クルトガ」、ゼブラの「デルガード」、ぺんてるの「オレンズ」という400円以上の機能性の高いシャープペンシルが思い浮かびます。そして、その横でじわじわと支持を集めてきたのがこのモノグラフシリーズです。

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『文房具屋さん大賞2019』(扶桑社)は、この1年に話題を集めた新商品の中から現場のプロである文房具屋さんが最高の逸品を選ぶ賞だ。今年で7年目を迎え、『文房具屋さん大賞』をまとめた本の制作を担当するのが「choudo」という編集ユニッ...もっと読む

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