2025年 セックスレスの夫婦がマジョリティになる

「セクサロイドは誕生するのか」「VRでのセックス体験はどこまでリアルか」
人口減少とテクノロジーをキーワードに日本人の性の未来予想図を描き出す! 2025年に話題になるのは女性向け風俗!? 3月6日発売の『未来のセックス年表』を特別公開!

スマホによって解放された女性の性

「女性向け風俗はこの10年間で爆発的に広がりました。その理由は、スマホです」

そう語るのは、女性向け風俗のセラピストである和泉敬さん(40代・仮名)。スーツ姿の似合う、物腰柔らかで礼儀正しい男性だ。和泉さんは本業である会社員の傍ら、女性向けの性感マッサージを行うセラピストとして、4年ほどこの業界に関わっている。

「10年前、女性向け風俗の店舗は片手で数えるほどしかありませんでした。それがスマホの普及と共に爆発的に増えた。知る人ぞ知る存在でしかなかった女性向け風俗がここまで広まったのは、誰でもスマホで気軽に検索できる時代になったおかげだと思います」

事実だとすれば、まさにスマホというテクノロジーが女性の性を解放したと言える。

和泉さんによれば、女性向け風俗の店舗数は都内におおむね150店舗程度。そのうちの約8割は個人営業の店のようだ。5年ほど前からオイルマッサージや回春マッサージを謳う店舗が登場し、現在はVライン(両足の付け根)やIライン(性器周辺)など、女性のデリケートな部位に対するマッサージを行う店舗も増えている。

女性向け風俗を利用する女性たちの実像

この10年間で一気に店舗数が増えた女性向け風俗だが、どのような女性が、どのようなニーズを満たすために利用しているのだろうか。

「最も多い世代は40代です。既婚者が7割で独身が3割。毎月のリピーターになってくださるのは、圧倒的に独身の方。離婚を経験されている方も多い。

夫や彼氏は要らないけど生身の男性が欲しいという独身の方。パートナーとの性生活はあるものの、相手のテクニックに満足できない方。離婚・病気・手術などで女としての自信を失ってしまった方。子離れの寂しさを埋めたいという方。夫に浮気された腹いせに利用する方。女性が風俗を利用する背景は多種多様です。

地方在住の女性は、地元では周りの目が気になって利用しづらいため、東京に来られた時に利用されるケースもあります。

既婚でセックスレスという方は、2~3か月に一度利用される形が多いですね。10~20年近くセックスレスで悩んできた方もいれば、50歳が近づくにつれて、生理が終わる=女性として終わってしまう、という思いに駆られて、半年から1年近く悩んだ末に覚悟を決めて利用される方もいます。

50代で処女という方の中には、親から厳しい教育を受けた影響でセックスから遠ざかってしまったという女性が多い。利用後は、『このことは、一生大事に胸にしまっておきます』となって落ち着くタイプと、『こんな気持ちのいいことを、なぜ今までしてこなかったのか・・・!』と覚醒して、はじけた生活へと向かうタイプに分かれます」

「生本番」を求める女性たち

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

2050年 セクサロイドは誕生するか?

この連載について

初回を読む
未来のセックス年表

坂爪真吾

新しい「性の公共」をつくるNPOという立場から、障害者・高齢者の性・不倫・性教育・性風俗・売買春・JKビジネス・パパ活など性にまつわるあらゆる社会課題の現場に足を踏み入れ、問題解決に取り組んできた著者のこれまでの知見をいかした集大成。...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

meromeropunch81 昨日5時夢で紹介してたこの本、面白そう。2050年には不倫という概念がなくなるとか。 約1ヶ月前 replyretweetfavorite

whitehands_jp cakesの連載、2回目です。 3ヶ月前 replyretweetfavorite

blue_nanpa 女性向け風俗。実態も概ねこんな感じだと思われる。 3ヶ月前 replyretweetfavorite