写真で話そう

人間の顔なら無限にコレクションできる

ポートレートは「昆虫採集に似ている」というワタナベアニさん。今回は絶対にネタ切れすることがない、ポートレートの魅力についてです。

ワタナベアニです。人間の顔って面白いですよね。毎日、仕事やプライベートな場でたくさんの人を撮っているんですが、もちろん同じ顔をした人は一人もいません。双子だってよく見たらちょっと違います。

写真を撮る人が同時に持っている趣味、というのがあるようです。鉄道、クルマ、飛行機、アイドルなどが思い浮かびますが、まず自分の好きなモノを撮りたいと思ってカメラを買うという順番が多いので、別に不思議ではありません。写真を撮る衝動は、「コレクションを残しておきたい」に尽きますから、対象物はできるだけ複雑で多種多様な型番がある方が楽しめます。

昆虫採集のように、ありとあらゆる飛行機やクルマも自然の風景や人物を撮ることも、すべては「所有欲」なのかもしれません。コレクター気質の人は写真に向かいやすいんでしょうね。

アイドルは人間です。最初に言ったように人間は全員違いますから、ネタ切れがありません。有限かもしれませんが70億くらいのバリエーションはあるでしょう。同じ人間でも家族の写真のように変化していく時間をずっと追い続けていく方法もあれば、毎日出会う一期一会の人をコレクションするやり方もあります。

さっき、ふとポートレートの面白さは昆虫採集に似ているよなあと思ったので、そんなことを書きました。

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ワタナベアニ

写真家・ワタナベアニさん。年中無休、四六時中、カメラのシャッターを切り続けています。この連載ではそんなワタナベアニさんのライフワークともいえる、ポートレート写真を掲載していきます。レンズのむこう側で写真家は何を思っているのか、その様子...もっと読む

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