わかる日本書紀① 神々と英雄の時代

嫁の正体が神龍だった【神代最終章】

ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した『わかる日本書紀① 神々と英雄の時代』から、日本の正史を学ぶ連載。

ウミサチ・ヤマサチの物語と ウカヤフキアエズの誕生②

前回参照

ヒコホホデミがいよいよ帰ろうとするときに、トヨタマヒメは言いました。
「私はすでに身ごもっています。出産も間近です。風波が激しい日に海辺に出て参ります。どうか私のために産屋を作って待っていてください」

元の宮に帰ったヒコホホデミは海神の言った通りにしました。それで兄のホノスソリはすっかり苦しめられて、
「これからは、私はあなたの俳優(わざおぎ)※1の民になりましょう。どうぞお助けください」
と許しを乞いました。 その後、トヨタマヒメは約束通り、妹のタマヨリヒメ(玉依姫)を伴って、風波を乗り越えて、まっすぐ海辺にやって来ました。いよいよお産になったとき、トヨタマヒメはヒコホホデミに、
「どうぞ私が子を生むときにはご覧にならないでください」
と頼みました。

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マンガ遊訳 日本を読もう わかる日本書紀1 神々と英雄の時代

村上 ナッツ,村田 右富実,つだ ゆみ
西日本出版社
2018-12-18

この連載について

初回を読む
わかる日本書紀① 神々と英雄の時代

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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