症状を整理してみる
ストレスによってあらわれる反応、症状は実にさまざまですが、代表的なものを並べてみましょう。
●心理的な症状
□ イライラする
□ 落ちこむ
□ 緊張する
□ 強い不安や恐れを感じる
□ 無気力になる
●身体にあらわれる症状
□ 激しい動悸がする
□ 食欲がなくなる(逆に食べすぎることもある)
□ 頭痛、めまい
□ 胃痛、腹痛
□ 眠れない
□ 疲労感、脱力感がある
●行動にあらわれる症状
□ 怒りが爆発する(人にあたる、暴言を吐く、ケンカする、ものにあたる)
□ 泣く
□ 食事をとらない、あるいは暴飲暴食をする
□ ひきこもる
□ ストレス要因から逃避する
□ 過激な行動にはしる
精神的な症状、肉体的な症状のほかに、行動面にもあらわれます。
10代の場合、とくに10代前半の場合、自分に起きている身体的な症状と、心の問題とがつながっているという実感がもてない人が多いのです。
たとえば、胃の痛みがストレスと関係しているというのは、ストレスについて知識のある大人はみんな知っていることですが、中学生くらいだと知らない人がほとんどです。
ストレスのかかった状態がつづくと、「ストレス障害」と呼ばれる疾患へと進行してしまいます。
ストレスは放っておいてはいけません。処置する必要があります。
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