#18 異業種参入に身構える銀行・カード業界 ゲームチェンジは起きるか

IT企業による異業種参入ラッシュでキャッシュレス決済ビジネスは激戦区となった。そこへ既存の金融機関である銀行まですみ分けを越えての参戦を表明。さらに戦線は拡大し始めた。

 2018年夏、キャッシュレス化の波に乗って、決済という金融の世界にIT企業がなだれ込んできた。そして、晩夏にはもう一波乱待っていた。

 8月30日、りそなホールディングス(HD)は「りそなキャッシュレス・プラットフォーム」と銘打った機能の提供を11月から開始すると表明。その中で、クレジットカード会社がなりわいとしてきた事業に、大手として初めて銀行本体が乗り出すことを打ち出したのだ。

 下図に示したように、その事業というのが、クレジットカードを取り扱ってくれる加盟店を開拓する、アクワイアリング業務と呼ばれるビジネスだ。

 クレジットカードや電子マネー、QRコードなど主なキャッシュレス決済に1台で対応できる端末の設置・保守費用を、りそなHDが負担して店舗に無償で提供。さらに、店舗側が負担する決済手数料の削減や資金繰り負担の軽減といった支援も手掛ける。

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乗り遅れるな! キャッシュレス

週刊ダイヤモンド

長らく「現金決済」が主役の座を占めてきた日本で、「キャッシュレス決済」がにわかに注目を浴びている。インバウンドの拡大、深刻な人手不足への対応など、さまざまな要因がキャッシュレス化を後押ししているからだ。注目される理由はそれだけではない...もっと読む

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