わかる日本書紀① 神々と英雄の時代

返し矢は必ず当たる」の語源は神の裏切り行為から【神代⑥】

ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した『わかる日本書紀① 神々と英雄の時代』から、日本の正史を学ぶ連載。

天孫降臨(てんそんこうりん)とコノハナノサクヤヒメ①

アマテラスの御子・マサカアカツカチハヤヒアマノオシホミミ(正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊)はタカミムスヒ(高皇産霊尊)の娘・タクハタチヂヒメ(栲幡千千姫)を妻として、アマツヒコヒコホノニニギ(天津彦彦火瓊瓊杵尊)を生みました。

タカミムスヒはこの孫を特にかわいがって大切に養育し、ついには、豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)の君主にしようと思うようになりました。しかし、まだこの国には、蛍火のように光っている悪い神々や、五月の蠅のようにうるさくわいている荒ぶる神々がたくさんいました。草や木までが物を言うようなことまでありました。

タカミムスヒは、高天原の神々を集めて、相談しました。
「豊葦原中つ国の荒ぶる神々を退治して平定したいが、一体だれを派遣したらよかろう。お前たちの知っていることがあれば言ってくれ」
すると、神々は一斉に言いました。
アマノホヒは立派な神です。ひとつお遣わしになったらいかがですか」

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マンガ遊訳 日本を読もう わかる日本書紀1 神々と英雄の時代

村上 ナッツ,村田 右富実,つだ ゆみ
西日本出版社
2018-12-18

この連載について

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わかる日本書紀① 神々と英雄の時代

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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