彦麻呂から学べ!ビジネスマンも使える超遠回り感情表現

誰でも使えるアドリブトーク術として科学的に研究された会話メソッド、「インプロ(即興力)」。このインプロをマスターし、プロ芸人の指導も行う放送作家が、「センス不要の鉄板トーク術」をこっそり教えます!これを読めば、あなたのトークにも笑いの神が降りてくる?!本連載は1月24日発売の「ウケる人、スベる人の話し方」より本文を抜粋して、お送りします。

ウケる人、スベる人の話し方ー彦麻呂から学べ!ビジネスマンも使える超遠回り感情表現ー


ウケる人は上手に遠回りする

スベる人は直球勝負にこだわる


「私、見ての通り、顔が異常にデカいんですよ!」

時々、このように自分のコンプレックスをストレートにさらし、笑いを取ろうとする人がいます。たしかに、こうしたネタは、お互いの情報を知らない初対面の際には有効に働きます。

しかし、その後、何かにつけて「私、顔がデカいんですよ!」と、毎回のように言われたとしたら、どうでしょう? おそらく、ネタに飽きてきて「そうだね、たしかに、あなたの顔はデカイね……」というリアクションになってしまうと思います。

このような形でスベっている人は、非常に惜しい人です。最初の一言目ではしっかり笑いを取っているわけですから、もう、ウケる人の補欠くらいにはなっています。

実は、このタイプの人は、表現のパターンを増やすだけでウケる人になれるのです。表現のパターンを増やすポイントは、直球勝負をやめて、遠回りな表現を使うことです。遠回りな表現とは、すなわち「他のものに例えること」です。

先ほどの例で言えば、

「私、ムーミンに似てるって言われるんだ! かわいいとかじゃなく、顔がデカいからね」

「誰がジャムおじさんみたいな顔だって? 俺の顔がデカいからってひどいな」

という具合になります。

こうすると、ムーミンやジャムおじさんの部分を他のキャラクターに言い換えることでバリエーションが広がります。合計3パターンぐらいのローテーションだったとしても、飽きられる可能性を大幅に下げることができるはずです。

実は、プロの芸人さんも、この「遠回りな表現」というテクニックを、とても頻繁に使っています。むしろ、テレビで活躍する芸人さんは、基本的にこの「遠回りする技術」なくしては、仕事が入ってこないと言ってもよいほどです。

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この連載について

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ウケる人、スベる人の話し方

渡辺龍太

誰でも使えるアドリブトーク術として科学的に研究された会話メソッド、「インプロ(即興力)」。 このインプロをマスターし、プロ芸人の指導も行う放送作家 渡辺龍太 が、「センス不要の鉄板トーク術」をこっそり教えます!

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PagannPoetry なるほど、自虐ネタはこんな風にパターンを揃えておくべきなのか。 https://t.co/bAZxw2EPaa 9ヶ月前 replyretweetfavorite