ツッコミは『言葉』ではなく、別の要素で成立している

誰でも使えるアドリブトーク術として科学的に研究された会話メソッド、「インプロ(即興力)」。このインプロをマスターし、プロ芸人の指導も行う放送作家が、「センス不要の鉄板トーク術」をこっそり教えます!これを読めば、あなたのトークにも笑いの神が降りてくる?!本連載は1月24日発売の「ウケる人、スベる人の話し方」より本文を抜粋して、お送りします。

ウケる人、スベる人の話し方ーツッコミは『言葉』ではなく、別の要素で成立しているー


ウケる人はツッコミの「間」を重視

スベる人はツッコミの「言葉」を重視


よく、「ツッコミというのは、アメリカにはないんだよ! だから、アメリカのコメディアンはコンビじゃなくて、1人でスタンダップコメディみたいなことをやる人が多いんだよ」とわかったように話す人を見かけます。

アメリカでインプロや、スタンダップコメディを学んだことがある私としては、その発言を否定せざるを得ません。なぜなら、スタンダップコメディにも、ツッコミの要素がまったくないわけではないからです。

とはいえ、そうした人が指摘するように、スタンダップコメディアンは1人で芸を披露しています。それなのに、どうしてツッコミが存在しているのかというと、ツッコミとは言葉ではなく、「間」で行うものだからです。

例えば、アメリカ人が冗談を言った後に、顔をしかめたりしながら、一時的に黙る「間」を設けているのを見たことがありませんか?この間があることで、聞き手は話者の発言をボケだと認識し、発言のおかしな部分を正確に把握することができるのです。

このように、アメリカ人の会話では、話し手がきちんと「間」を用意しておいて、その間に聞き手が脳内でツッコミを行うことで、笑いにつながっています。言ってみれば、この「間」さえしっかりと用意してあげれば、聞き手は「そこが笑うポイントなのか!」ということを理解して、笑いが巻き起こるのです。

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ウケる人、スベる人の話し方

渡辺龍太

誰でも使えるアドリブトーク術として科学的に研究された会話メソッド、「インプロ(即興力)」。 このインプロをマスターし、プロ芸人の指導も行う放送作家 渡辺龍太 が、「センス不要の鉄板トーク術」をこっそり教えます!

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コメント

tamatebako_kou なるほど。そうなると関東の人は意外と 1年以上前 replyretweetfavorite

PagannPoetry 今週分の更新です~!ツッコミって鋭い言葉で斬り込むことじゃなかったのか! https://t.co/ItCemXgAxy 1年以上前 replyretweetfavorite