写真で話そう

同じモデルをライティング、メイク、服を変えて撮ってみる

今回の「写真で話そう」は、写真の雰囲気を変えるいくつかの要素について。ライトの照らし方や、メイクの雰囲気、そして服のデザインで、ポートレートは全く別物に変わります。その様子を確認してみてください。

ワタナベアニです。ポートレートのできあがりを決めるモノの中に、ヘアメイクやスタイリングがあります。今回のモデルはすべて同じですが、ライティングやメイク、服を替えて撮ることでどう違って見えるかを確認してください。

女性に限定した話ですが、ライトは影がなく柔らかいほうが穏やかで優しい印象を与えます。スタジオで撮るときはできるだけ光を拡散させて撮ります。そうするとアゴ下や服などの影がなくなり、全体がフラットに見えます。

反対に光を硬くして影も強くするとリアリティが出たり、インパクトが強くなります。あまり硬くし過ぎるとよくないので、微妙に加減してください。クラシックな衣裳に不思議なメイクをしたり、1960年代っぽい服を選んだときは、昔の雑誌に出てくるようなメイクにしました。

自前の服を着ている人の自然な表情を撮るのもひとつの方法ですが、こんな服でこんな雰囲気のメイクで撮りたい、と理想をカタチにしてみる訓練をしてみるのも勉強になりますし、とても面白いです。

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ワタナベアニ

写真家・ワタナベアニさん。年中無休、四六時中、カメラのシャッターを切り続けています。この連載ではそんなワタナベアニさんのライフワークともいえる、ポートレート写真を掲載していきます。レンズのむこう側で写真家は何を思っているのか、その様子...もっと読む

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