3泊4日以上の旅は何日でも対応できるコンパクトな旅支度。
さて、去年に引き続き連続出張が始まりました。九州から北海道、毎週、日本全国に出張しています。今週は東京→京都→大阪へ6日間の旅です。出張時に一番気を使っているのが、体調管理と最小限の荷物構成です。今日は得意の最小限パッキングについて書いてみたいと思います。
荷物が軽いことは正義
出張での移動は非常に疲れる。スケジュールが詰まっているので、移動を如何に楽にこなすかということばかり最近は考えている。地方は駅にエスカレーターがないところも多く、スーツケースを持って階段を上り下りすることもしばしばだ。
だから兎に角、重いものを持ちたくないし身に付けたくない。「疲れない」ためには、予防がとても大切なのだ。普段からものを選ぶ基準に「持ち歩く」の視点を持っていると、旅に出るのが非常に楽になる。最近は買い物する時に持ち運びは楽か?という視点が加わった。
また、いつもどおりの生活に近い状態を旅先でも保つことが体調管理の点で大切だ。軽くするのも大事だけれど、日常生活から離れすぎないために、これだけは譲れないという妥協点を作っておくことも必要であると気がついた。
1泊2日と3泊4日が基準
荷物は1泊2日だと下着と洗面用具のみの用意となり、上着や着替えは持っていかない。2泊3日だと下着が2日分になり、着替えを1日分追加する。3泊4日からは何泊しても下着3日分と着替え2日分だけを用意する。途中のホテルで洗濯しながら過ごすことになるので、洗濯機付きの宿を3日に一度は選んでおくことが必要になる。
1泊2日だと荷物は仕事道具を合わせてもこれだけ。
さて、1泊2日の荷物の中身を見てみよう。全部でこれだけのものが入っている。
(洗面用具)歯ブラシと歯磨き粉はホテルにもあるが、使うとゴミになるのが嫌なので持っていくことにちょっとこだわっているかもしれない。肌が弱く、シャンプーやボディソープでかぶれる危険性があるので、お気に入りの石鹸を一つ持っていく。石鹸一つで髪・顔・体を全て洗っている。
(一応女性なので化粧品関係)最近は人前に出ることが多いので、最低限の身だしなみとしての化粧をするようになった。普段はあまり化粧もしないので、会社にはすっぴんで出社することも多い。化粧品は石鹸で落とすことができるお気に入りのミネラルコスメで統一している。基礎化粧品はほぼ使っておらず化粧水が一本だけ。化粧下地も使っていない。髪には椿油を塗るので、スポイト式の小さな容器に椿油を詰めていく。
(電気関係)電気がなくなると死ぬので、リチウム充電器や電源類を外すことはできない。カメラはsonyα7IIを愛用していてcarl zeissのレンズを時と場合で1,2本持っていく。PCは薄さと軽さと機能性からmacbookを愛用している。
(下着関係)長袖のメリノウールの肌着、タンクトップのメリノウール肌着、パンツとブラジャーと靴下。肌着はウールを中心に選んでいる。吸湿性が高く汗をかいても臭いが殆どせず、洗濯した時に乾くのが早いことが気に入っている。万が一、洗濯する機会がなく連続して着ることがあっても、真夏でなければ全く問題ない。臭わないという点はウールの特性として素晴らしいと思う。
ウールは夏でも愛用している。世間的にはウール=冬という認識かもしれないが、吸湿性があるので汗をかいても乾くのが早く、オールシーズン愛用している。パンツとブラジャーと靴下も同じ理由からウール中心にセレクトしているが、パタゴニアのリサイクルポリエステルが非常に軽く、性能がウールのようにいいのでそちらも愛用している。
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