週刊ダイヤモンド
#2 なぜいまキャッシュレス決済なのか 異業種の新規参入で大活況
ここ1年で急速に注目を浴びるようになったキャッシュレス決済。政府がキャッシュレス決済比率の目標を掲げ、金融以外の異業種から参入が相次ぐ。一体何が起こっているのだろうか。
東京・銀座6丁目のラグジュアリーな複合商業施設、GINZA SIX。18年9月上旬、この建物内にある話題のワークスペース「WeWork」にオフィスを構えるペイペイでは、18年秋のサービス開始に向けて急ピッチでシステム開発が行われていた。日本だけでなくインドなどさまざまな国籍のメンバーが一緒に働く社内には、英語が飛び交っている。
ペイペイは、ソフトバンクとヤフーが共同出資して立ち上げたスマートフォン決済サービスを手掛ける企業だ。ソフトバンク・ビジョン・ファンドが出資したインドのスマホ決済サービス最大手のPaytmが技術ノウハウを提供しており、まさにソフトバンクグループの総力が結集されている。
ペイペイの中山一郎社長は、「中国やインドの動きを見れば、キャッシュレス化は世界のムーブメントだ」と言い切る。
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この連載について
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長らく「現金決済」が主役の座を占めてきた日本で、「キャッシュレス決済」がにわかに注目を浴びている。インバウンドの拡大、深刻な人手不足への対応など、さまざまな要因がキャッシュレス化を後押ししているからだ。注目される理由はそれだけではない...もっと読む
著者プロフィール
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