オレって悪魔なのかな!?

とびきりかっこいいデザインだけでなく、還暦目前のプロ童貞としての独自の視点に基づく発言とライフスタイルも多くの業界人から支持されている山口明(58歳)の自伝『ワイルドチェリーライフ 山口明 童貞力で一億総クリエイター時代を生きる』。
各方面に話題を振りまいているグッチーの赤裸々な告白はまだまだ続く! 今回は落合陽一氏もツイッターで反応した「グッチー魔法使い説」に迫る!

世の中が荒れるとオレの時代がやってくる

──よく、「30歳まで童貞だと魔法使いになれる」とかいう出所不明の与太話があるじゃないですか。でも、山口さんの場合は本当に不思議なパワーが芽生えちゃったんですよね。

山口 そうそう。オレに説教した人が次々と死んでいくんだよ(笑)。

──笑いながら言うことじゃないですよ!

山口 とある出版社の少女漫画編集者なんだけど、オレに会うごとに怒ってくるのよ。

──デカイ声で下ネタでも喋ってたんでしょうね。

山口 そうそう(笑)。で、しばらくして久しぶりに編集部に行った時に「あのババア生きてんの?」って聞いたら、「山口さん、ダメダメ! 先週死んじゃったよ!」って。

──怖っ……。

山口 違う出版社でも、オレのことをすごい怒ったおばさんが死んじゃったこともあったな。でも、相手が死ぬだけじゃなくてさ、オレと揉めた人が不幸になるとか、付き合いがなくなった人が不幸になるとか、いろいろあんのよ。オレが二日で辞めたデザイン事務所は潰れちゃったしね。

──呪いをかけてるんですか?

山口 呪いっつーか……ほら、みんな「幸せになりたい」とか言うけど、オレは幸せってなんなのか分かんないのよ。むしろ常に破壊願望があるっていうか、世の中が荒れた状態になると、「キタキタキタ」とか思っちゃうんだよ。悪魔なのかな?

──自分のことを怒った人が死んじゃうあたりは、かなりのダミアン具合ですよね。

山口 憧れだね〜。オレ、クロスロードで悪魔に童貞を売っちゃったんじゃないかな。もはや童貞ですらないのかもしれないな。この本のタイトル『悪魔に童貞を売った男』に変えない?

──それだとオカルト本ですよ。でも、UFOとか好きですよね。

山口 好きだね〜。宇宙人にも遭遇したしね。

──まともな人から信用されなくなるようなことをサラッと言いますね。

山口 ちょっと話が長くなるんだけど、弟が生きてる時にさ、オレが寝てると弟がふざけてオレに乗ってきて、バンバン頭叩いてきたりしたことがあったのよ。

──子供の頃ですか?

山口 大人になってからもあったな。

──仲良いな〜。

山口 ま、そうやって、朝になるとオレを起こすんだよ。で、弟が死んでしばらくしてから、ある日突然そんな感じで夜中にバンバン叩かれて起こされたんだよ。で、パッと目を開けたら全身金色で全裸の人がいたんだよ。

──え!

山口 それでまたすぐに寝ちゃったんだけどね。結局、夢だかなんだか分かんなかったんだけど、起きた後にそのことを親に話したんだよ。そしたら、ちょうどお盆の時期だったから、「お盆で弟が出たんじゃねぇか」ってバカみたいなこと言うんだよ。だからオレも仏壇に線香あげたんだけど、金色のアイツは弟じゃなくて宇宙人だったんじゃねーかなって思ってるんだよ。

──ははははは! なんでですか!

山口 だって金色じゃん。しかも「あれはなんだったんだ? 宇宙人だったのか?」って思ってたら、その出来事の直後に宇宙人の本の仕事がきたのよ。

──すごい! それは偶然にしてはよくできた話ですね。

山口 だよな〜? あと、ある日悪魔と合体する夢を見たんだよ。オレの体の中からバリバリバリ! って悪魔が出てきてもうすごいの。そんで、起きてもちゃんと覚えてたから、「これはオレに悪魔がとり憑いたな」って喜んでたんだよ。デビルマンみたいでカッコいいじゃん。そしたらその直後に悪魔の本の仕事がきたんだよ〜!

装丁した楳図かずお先生の本が出た日に母ちゃんの目から血が出た
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ワイルドチェリーライフ 山口明 童貞力で一億総クリエイター時代を生きる

山口明 /市川力夫

とびきりかっこいいデザインだけでなく、還暦目前のプロ童貞としての独自の視点に基づく発言とライフスタイルも多くの業界人から支持されている山口明(58歳)の人生を追い、劇的に変化を続ける男女問題、やがて人口の約4割が独身世帯「ソロ世帯」に...もっと読む

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