大好きで結婚したのに、その数年後に離婚を迎えたり、どうしても入りたかった会社だったのに、その数年後に転職していたり、人の気持ちは結構変わります。
理由はさまざまあるでしょうが、パートナーでも就職した会社でも、好きになったポイントが「時がたつと変わるもの」だったりすると、一生の誓いを無残にも破る結果になりやすいといえます。
資産を見る目とは、一生変わらない価値を優先して、将来の自分も考えて、長く使えるモノを選ぶということです。
これは、人生の選択にも役に立ちます。
例えば、パートナー選び。
とにかく外見が好みでそれを理由に結婚相手を選ぶなら、外見は年を重ねるごとにシワが増えたり、体型が崩れて変化していくものですから、それが許容できないのであればオススメしません。
食事の好みや趣味が合うなどで選ぶ方が、一生変わらない価値といえるでしょう。
また、パートナーの働いている会社とそこでの役職に魅力を感じて結婚したとするなら、「会社を辞めて独立したい」と言われた瞬間に愛が急速に冷めてしまうかもしれません。
日々の生活の中で、モノを選ぶときにどうやって資産を取り入れるかを実践していると、資産形成以外で決断するときでも、そのときの感情に流されず、冷静で客観的な判断ができるのです。
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