住宅ローンは生命保険代わりになる

お金を増やすためには、お金の使い方を知ることです。
以下で、該当する項目があれば、お金の使い方を間違っています。
 □家は会社の駅の沿線で選ぶ
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Rule
万が一の場合、団信でローンが完済でき、
家にも住み続けられる


 住宅ローンには、節税効果だけでなく、生命保険の役割を果たしてくれるというメリットもあります。

 住宅ローンを借りるときに、ほぼ必ず入ることを条件とされている保険が「団体信用生命保険」、略して「団信(だんしん)」です。

 これは住宅ローンの返済中にローンの名義人が死亡したときに、ローンの残債分の保険金が支払われる保障制度です。

  例えば、夫名義で住宅ローンを組んでいた場合、その夫が亡くなっても団信のおかげでローン残高に相当する保険金が支払われ、家を手放さずに住宅ローンが完済できます。
 残された家族にとってローンの返済義務が残らないのは安心です。

 しかも、通常、銀行での借り入れの場合、団信は金利に含まれていますので、ローン以外のコストとして団信加入コストが発生するわけではありません。

 さらに、「別途、生命保険の加入をする必要はない」という判断もできるので、保険料の節約にもなります。

 団信を生命保険としても活用するためには、ローンの支払い方にもコツがあります。

 それは、繰り上げ返済や返済額の増額をして、ローン残債を積極的に減らさないことです。

 例えば、2000万円の住宅ローン借り入れがあったとして、貯金などせず、繰り上げ返済を積極的にして、ほぼ90%の1800万円の返済が完了しているとしましょう。

 この場合、万が一、団信の保険金が必要になったときは、団信で残りのローン200万円を完済することができますが、貯金などはないので手元資産は不動産だけとなります。

 一方で、余裕を持った返済で(2000万円のうちの50%である1000万円の返済が完了)、余裕資金は貯金(800万円)していた場合、万が一のときには、団信で残りの1000万円の住宅ローンが完済でき、手元には不動産と余剰資金800万円が残ります。

 もちろん、団信の保険金が必要になるような事態が起きなければ、繰り上げ返済をしておいた方が、利子の支払い額を抑えられたということになります。

 しかし、万が一の事態は誰も想定できないので、積極的に手元資金を減らす繰り上げ返済もリスクを高めているという考え方ができます。

 また、一生借家暮らしをするのであれば、負債を抱えることもない代わりに、万が一のことがあった場合に、家賃が払えず住む家がなくなるリスクが生じます。

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使えば増える! お金の法則 ―ワクワクしながら資産づくり―

垣屋美智子

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