『魚のムニエル』は小学校や中学校の家庭科の時間に作ったという方も多いのでは。ムニエルとは『粉屋さん』という意味で、魚や肉の切り身に小麦粉をはたいて、フライパンで焼いた料理を指します。失敗の少ない初心者向けの料理ですが、バターの性質を理解しておくと、味が格段に上がります。付け合せは定番の粉ふきいもです。
サーモンのムニエル
サーモン(切り身)…2枚
塩…魚の重量の1%
オリーブオイル…大さじ1/2
バター…30g
レモン…1/2個
粉ふきいも
ジャガイモ…2個
塩…適量
作り方
1.粉ふきいもをつくる。ジャガイモは皮を剥き、2.5cm角に切る。鍋にジャガイモとかぶるくらいの水、適量の塩を加えて強火にかける。沸騰したら弱火に落として8分〜10分間、竹串がすっと刺さるくらいまで茹でる。
2.鍋の湯を捨ててから、鍋をゆすりながら弱火にかけて、表面に粉が吹くまで加熱する。(tips1 粉ふきいもの原理)
3.皮をとりのぞいたサーモンに塩を振り、小麦粉をまぶす。小麦粉は両面につけてから両手ではたき、薄めにつけるとさっぱりとした味に仕上がる。(tips2 サーモンの選び方)
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4.フライパンにオリーブオイル大さじ1/2とバター10gを入れ、中火にかける。バターが泡立ってきたら、3のサーモンを入れる。スプーンで油をかけながら加熱していく。サーモンの外周の色が変わったら裏返して、油を一度ふき取る。(tips3 バターで加熱することでしっとりした食感に)
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