1日にどのくらいの離乳食を食べさせればいいの?

育児の大変さがマックスになる時期に、さらに大変な思いをして離乳食を作ることはありません。栄養バランスや衛生面が優れた市販の離乳食をうまく使えば、赤ちゃんの健康・発達によいうえに、ママに時間の余裕ができます!
書籍『小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいです。』より掲載。毎週水・土に配信。

「買う離乳食」がよいのはわかったけれど、
実際に使うとなるとちょっとためらってしまう、という方もいるかもしれません。

そんなママたちの不安や疑問にお答えします。


Q

1日にどのくらいの量を食べさせればいいの?


A

どのくらいの量を食べさせればいいかというのは、とても難しい問題ですよね。

大人の場合を考えるとわかりやすいと思うのですが、
たくさん食べる人もいれば少食の人もいて、栄養のバランスさえとれていれば、
これが絶対正解というのはないかもしれません。

特に子どもは食べムラがあるので(まあ、大人でもありますが)
1日にどれだけ食べたか、というよりも、
3日でどのくらい食べたかを考えるとよいと思っています。

「子どものの容量は、体重1kgあたり30mℓ程度」と言われているので、
7kgの子なら210mℓ、8kgの子なら240mℓくらいは食べられると考えてよいでしょう。

母乳やミルクも飲むので、そのあたりも考えて、目安としてください。

「子どもが離乳食を食べてくれない」と悩んでいるお母さんはとても多いのですが、
くわしくお話をうかがってみると、

本に書いてあるとおりに
米 ◯g、タンパク質のお魚は◯g、ときっちり計量して調理をし、

「◯gしか食べてくれなかった」とか、
「今日は少し食べ過ぎてしまった」
と、g単位で心配していることがよくあるようです。

食べる量は子どもによって異なり、体重のわりに少ししか食べない子もいます。

そういう場合は、おかゆでもスープでもできるだけ濃度の濃いものを食べさせるとよいですね(これは手作り離乳食の場合の話ですが)。

「最初のうちはおかゆの上澄うわずみだけを与え、
そこから徐々に、5分がゆ、 7分がゆ、全がゆへと濃くしていく」
としている本もあります。

ところが、 スプーンからサラサラこぼれ落ちるような低濃度の離乳食だと、
容量のわりにカロリーが低く、しかし量だけは多くて水分も多いので、
すぐにお腹がいっぱいになってしまい、十分な栄養を摂ることができません。

大切なのは、量よりも質です。

最初のひとさじから全がゆ(お米が粒のまま少し残っている状態)でOKです。

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離乳食は作らなくてもいいんです。

工藤紀子

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