お肉やお魚を食べさせるの何カ月から?

育児の大変さがマックスになる時期に、さらに大変な思いをして離乳食を作ることはありません。栄養バランスや衛生面が優れた市販の離乳食をうまく使えば、赤ちゃんの健康・発達によいうえに、ママに時間の余裕ができます!
書籍『小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいです。』より掲載。毎週水・土に配信。

「買う離乳食」がよいのはわかったけれど、
実際に使うとなるとちょっとためらってしまう、という方もいるかもしれません。

そんなママたちの不安や疑問にお答えします。


Q

お肉やお魚を食べさせるのは何カ月頃から?

「マグロなどは、白身魚に慣れた9カ月以降。豚肉や牛肉も9カ月以降」 と
離乳食の本には書いてあるけれど、 それより早い6カ月以降でもあげてだいじょうぶ?


A

離乳食の本ではたいてい、
「はじめ(6〜8カ月)は白身魚をタンパク源としましょう。
あぶらの多い、マグロ、お肉などはまだ早いのでやめておきましょう」
としていますが、
そうなると、どうやって補充ほじゅうすればよいのでしょうか。

体内の鉄がなくなる6カ月以降は積極的に鉄を摂取する必要があります。
鉄がすっかり枯渇こかつした9カ月以降から始めても、
鉄不足を解消するには数カ月かかるので、できるだけ早めに摂取するようにしてください。

そのためには、少量でも吸収率の高いマグロ(ツナ)、カツオ、豚や牛肉などの赤身の肉類を食べないといけません。

あともう一点、白身魚から始める必要はないとする根拠こんきょがあります。

アレルギーを起こしやすい食材として世界的に知られているのは、
 ・牛乳
 ・卵
 ・小麦
 ・大豆
 ・甲殻類こうかくるい(エビ、カニ)
 ・木の実(ピーナッツ、アーモンド、カ シューナッツ、くるみなど)
 ・魚
の7種類です。

日本では、さらにそこに蕎麦そばが加わります。

魚アレルギーについては世界で広く知られており、
パルブアルブミンというタンパク質がアレルギー源であることもわかっています。

日本でも、サバなどの青魚を食べるとじんましんが出ることがあるのはわりとよく知られていますが、
じつは青魚よりもヒラメやタイなどの白身魚のほうが、
アレルギー物質になりうるパルブアルブミンの含有量が多い
のです。

また、マグロやカツオはその含有量がんゆうりょうが少ないこともわかっています。

ですから、離乳食期のタンパク源は、
白身魚よりも、マグロやカツオから始めたほうがよりよいと考えられます。

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離乳食は作らなくてもいいんです。

工藤紀子

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