#11 四大文明の思考法を知れば世界が分かる

グローバル化する世界で、交渉相手の思考法や行動様式を予測するには、まず彼らが属する文明と宗教を理解することが重要だ。
●橋爪大三郎(社会学者)

 世界には大きく、四つの文明が存在している。ヨーロッパ・キリスト教文明、イスラム文明、ヒンドゥー文明、中国・儒教文明だ。これらは宗教を土台に形成されており、四大文明の総人口は約63億人にも達する。

 日本は、この四つの文明のいずれにも属さない少数派だ。だからこそ、四つの文明に属する人々がどのように考え、行動するのかをよく理解することが、ビジネス上も、安全保障の観点からも必要不可欠となる。

 四大文明の思考法や行動様式を理解するには、それぞれの文明の基礎になっている宗教、特にその正典を学ぶのがよい。正典には「人間はこのように考え行動するのが正しい」と書いてある。各文明の人々は数千年、それを読み継いできた。正典を知れば、その正典を信じる人々がどのように考え行動するのか、予測しやすくなるのである。

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