会社にしていたらアウト

とびきりかっこいいデザインだけでなく、還暦目前のプロ童貞としての独自の視点に基づく発言とライフスタイルも多くの業界人から支持されている山口明(58歳)の自伝『ワイルドチェリーライフ 山口明 童貞力で一億総クリエイター時代を生きる』。
有り余る財力を手にしたグッチーは裏ビデ屋に入り浸ることに……!?

裏ビデオ屋に入り浸る中、家族に不幸が……

──あと山口さんといえばやっぱりAVですよね。

山口 そうだな〜。もう、とりあえず裏ビデオ屋に入り浸ってたね。VIP扱いで店員さんにコーヒー出されたりしたよ。下手すると月30万円ぐらいはAVに使ってたよ。税理士さんもビックリしてたな。

──前代未聞ですよ。

山口 他のお客さんに店員と間違えられるぐらい入り浸ってたんだから。

──どこのお店ですか?

山口 主に新宿だな。でも裏ビデオ屋だからすぐ摘発されちゃって潰れるのよ。そうなるとほかの店に行って、っていう。

──警察と裏ビデオ屋の摘発イタチごっこに参加してたんですね。現実の女性に気が向くことはなかったんですか?

山口 そうなんだよな。時間もないし……。

──裏ビデオ屋に入り浸る時間はあるのに。

山口 いろんなメンドくささを考えたら裏ビデオのほうがいいのよ。でも基本はとにかく仕事が忙しかったから。毎日土日もなく働いて、酒も飲まないのに深夜タクシー帰宅だったからな〜。

──完全にワーカホリックですよね。

山口 そうだったかもな。でもオレ、仕事とプライベートを分けるっていう生き方が合わないのよ。だからフリーになってスッキリしたっていうのもあったな。

──それは前に言ってた、「頭の中はシンプルなほうがいい」ってところと一緒で、ライフ・スタイルもシンプルというか、単純なほうがいいってことですか?

山口 そうそう。あとフリーになると誰にも気を使わなくていいじゃん。朝、事務所行く前に雑誌とアイス買って、事務所でアイス食いながら雑誌を読むのが幸せでさ。そんなの普通に勤めてたら怒られんじゃん。さすがに一緒に事務所を借りてたおっさんは、「しょーがねぇな」って嫌み言ってたけど。会社勤めの時も茶髪でグラサンとかだから、「その格好で出版社なんて行くなよ!」とか言われたりしてたからな。

──フリーだったら誰からも文句言われる筋合いはないですもんね。

山口 そうだよなぁ、でもフリーになって気は楽になったぶん、家がガタガタになっていくんだよ。弟が脳腫瘍になっちゃってさ。1年ぐらい闘病して死んじゃって、その1年後には親父が具合悪くなって救急車で運ばれたり。そのぐらいの時期はキツかったなぁ〜。

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ワイルドチェリーライフ 山口明 童貞力で一億総クリエイター時代を生きる

山口明 /市川力夫

とびきりかっこいいデザインだけでなく、還暦目前のプロ童貞としての独自の視点に基づく発言とライフスタイルも多くの業界人から支持されている山口明(58歳)の人生を追い、劇的に変化を続ける男女問題、やがて人口の約4割が独身世帯「ソロ世帯」に...もっと読む

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