独立したらギャラが5倍!

とびきりかっこいいデザインだけでなく、還暦目前のプロ童貞としての独自の視点に基づく発言とライフスタイルも多くの業界人から支持されている山口明(58歳)の自伝『ワイルドチェリーライフ 山口明 童貞力で一億総クリエイター時代を生きる』。
ここまで読んで、実はグッチーがすごいデザイナーだったということが、少しはご理解いただけたのではないでしょうか? 今回はフリーになってからの華麗な生活について!

150万円ってポケットに入らない

──フリーになった途端に忙しくなっちゃったわけですけど、そのぶん月収とかは跳ね上がったわけですよね?

山口 そうなんだよ。下手したらそれまでの5倍ぐらいなんじゃねぇか? だけど車にも興味ないし、酒も飲まない、ギャンブルもやらない、女にも興味ないんだから相変わらず大金持って歩いてる中学生よ。

──使い道はだいたいAV(アダルトビデオ)と服ですか?

山口 そうだな〜。とにかく裏ビデオとクロムハーツには金を使いまくってたな。クロムハーツに至っては、まだ誰も着てないぐらいの時代から着てたから。当時『チェックメイト』っていうメンズファッション雑誌があったんだけど、そこのスタイリストがオレのところに借りにきたんだよ。まだクロムハーツが雑誌に貸し出したりしてない時代だったんだよな。
(編注:※裏ビデオの購入と所持は違法ではありませんが、自己責任でお願いします!)

──クロムハーツといえば山口さんですからね。僕も最初、ギンティ小林さんから「全身クロムハーツの童貞だよ」ってわけが分からない紹介のされ方で会いましたから。

山口 当時はそんな人いなかったからな〜。だからよくクロムハーツの店員さんと間違えられたよ(笑)。仕事帰りにしょっちゅう行ってた金町のステーキ屋があってさ。そこのおばさんがGLAYが好きで、その流れでクロムハーツも好きだったみたいなのよ。で、オレのことを「ほらあのお客さん、クロムハーツの店員さんだよ!」って言ってたらしいからな(笑)。

──いつぐらいから着てたんですか?

山口 フリーになって2年目とかじゃねーかな。それまでも革ジャンは着てたけど、雑誌でクロムハーツを見て、「これだな」と思ってすぐ買いに行ったんだよ。ちょうど、けっこう稼ぎだした頃だったんだけど、小金を貯めてるイメージがイヤでさ。とにかく金を使ってる感じを出したかったんだよ。

──すごい感覚。

山口 当時クロムハーツって売ってる場所が原宿のユナイテッドアローズだけでさ。ガラスケースの中に入ってたんだけど、買いに行くとガキが集まってきたりしてたな。

──なんでですか?

山口 クレジットカードとか持ってないから、いつも現金で買ってたのよ。

──そりゃ目を引きますね!

山口 150万円ってポケットに入らないのよ。革パンと革コートが70万ずつとかで、消費税がちょっとかかるじゃん。で、数万円お釣りがあるっていうから、ダイヤモンドが入ってる5万円ぐらいの安全ピン買ったんだもん。

──わけ分かんないです!

山口 でも全身クロムハーツがイイのは、どんな服屋行ってもVIP扱いなんだよ。

──ちなみに全身総額って300万円ぐらいですか?

山口 ロレックスの時計と合わせるともっとじゃねーかな……。ロレックスはキムタクの真似して買ったんだけど。

──ははははは! いちいちバカっぽくて最高ですね。

山口 ロレックスに関してのうんちくなんてねーからな〜。

TH eROCKERS&『ロッカーズ』=ROCKERS!!!!!
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ワイルドチェリーライフ 山口明 童貞力で一億総クリエイター時代を生きる

山口明 /市川力夫

とびきりかっこいいデザインだけでなく、還暦目前のプロ童貞としての独自の視点に基づく発言とライフスタイルも多くの業界人から支持されている山口明(58歳)の人生を追い、劇的に変化を続ける男女問題、やがて人口の約4割が独身世帯「ソロ世帯」に...もっと読む

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