#4 問題形式でみるみる身につく プログラミング的思考

コンピューターを意図した通りに動かすには、命令を正しく組み合わせなければならない。『教養としてのプログラミング的思考』の著書がある草野俊彦氏が講義する。

 プログラミング的思考とは何か。「ある目的を実現するための、コンピューターに対する一連の命令の正しい組み合わせを、論理的に導き出す考え方」だといえる。

 これを歩行ロボットで考えてみよう。「右足を前に出す」「左足を前に出す」「右前方へ重心移動する」「左前方へ重心移動する」のコマンド(命令)で動くとする。

 このロボットを、A地点からB地点へと移動させるには、(1)右足を前に出す、(2)右前方へ重心移動する、(3)左足を前に出す、(4)左前方へ重心移動する……をB地点に到着するまで繰り返す。そんな命令の組み合わせを導き出す考え方がプログラミング的思考だ。

 ここで混同しがちなのが、プログラムを作ること、プログラミング言語を使うこと、プログラミング的思考の違い。「プログラムを作る」というのは、プログラミング言語でプログラムを記述する作業のこと。プログラミング的思考はその元になり、コンピューターで実現する一連の処理手順を考える。

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AI時代を生き抜く プログラミング&リベラルアーツ

週刊ダイヤモンド

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