#23 真如苑が示したブルーオーシャンの暗部

創価学会や立正佼成会など組織力、結束力を持つ巨大教団があえぐ一方、個々人の自己啓発に相似したシステムとスピリチュアルを売りにした真如苑のような教団が伸びる──。この現代における新宗教の浮沈をどう解釈すればよいのだろうか。

演劇、ダンス、スポーツなどのサークル活動を装って学生に近づく摂理信者たち

 創価学会や立正佼成会など組織力、結束力を持つ巨大教団があえぐ一方、個々人の自己啓発に相似したシステムとスピリチュアルを売りにした真如苑のような教団が伸びる──。この現代における新宗教の浮沈をどう解釈すればよいのだろうか。

 そのヒントは、「あの世」や「奇跡」の存在を信じる人が増加しているという調査に隠れている。さらに下図の「宗教を持っている・信じている人」(統計数理研究所調査)の割合からもその理由が見えてくる。

 宗教を持っている人は、その世相により上下しながらも減少トレンド。つまり、先述の調査と合わせれば「宗教は持っていないが、スピリチュアルなものは信じる」という人が増えているわけだ。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
新宗教の寿命 伸びる教団 縮む教団

週刊ダイヤモンド

「平成」からの御代替わりが間近に迫る今、新宗教界も節目を迎えている。7月には平成時代の象徴ともいえるオウム真理教の麻原彰晃(本名・松本智津夫)らに死刑が執行。最強教団・創価学会では重病説が流れるカリスマ、池田大作名誉会長の“Xデー”が...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません