アンロックされた人生の新ステージそして2019年

父親になるってどういうこと? ググっても答えが出ないから自分で書いてみた。ライブやフェスをレポートするのが趣味のネットユーザー、本人さん(@biftech)による子育て実況連載、第17回。慌ただしく過ぎていった2018年を振り返りつつ、2019年の抱負を語ります。

時間が足らない。ウケるほど足らない。

先日、音楽誌から「2018年ベストアルバム10作品選べ」という原稿の依頼がきて「あっ今年10枚選べるほど音楽聴いてない!」と年の瀬に愕然としてしまった。だっておれ14歳のときにoasis聴いて以来ずっと音楽とはマブの関係を続けていたつもりだったし、交友関係から仕事まであいつから繋げてもらってて、自分のアイデンティティとイコールみたいになれてたのに! 今年! 音楽を聴いてすらいなかったなんて!

そんな調子で、2018年は毎日がスペシャルすぎた。年明け早々に胎動を知らせ、5月に爆誕した子供に多大な時間を投じていたのだ。この連載を通じてエッセイ16回分、およそ5万字も書いていられるくらいだから自分では相当なものだと思う。おお、お子よ! おお、育児よ!

話題の我が子は先日7ヶ月検診も余裕で健康認定されるなどマイペースによろしくやってる。おなかを床につけたままのハイハイ=ずり這いというのを覚えてからはもう慌ただしくて仕方なくって、目を離せばカーテンまで向かって思いきり引っ張ってみたり、リビングの柱にすり寄っちゃカドに貼ってるクッションをはがして口に入れたりとやりたい放題だ。

「我々夫婦に宿る大量の好奇心を、しっかり継いでくれているね」という意味ではすごく頼もしい。粉ミルクを飲まないおかげで(主に妻とその乳が)大変だけれど、両親である我々の生活が安定してればそれもまたにこやかと見守っていられよう。

あ、夫婦のほうも元気でやってるっス。育児だ生活だ両立だと大変だった我々もエクセルに日々の生活タスクをまとめ、ひとつひとつ棚卸ししたことと、その中で互いがそれぞれ大変にやってるということを話し合ったことで互いへの理解度が増したと思う。

そもそも子供をふたりで効率よく育てることこそが自分たちがうまくやる近道だと気付きはじめてきた。だから平日は私が帰宅したら即お子を風呂へ沈め、体を拭きながら妻を呼んでオムツとパジャマをパッパと着せ、そのまま妻にパスして保湿と乳やり、そしてベッドに。そんなルーティーンを経て、終わったらベビーモニターで寝る子を眺めながら飯を食う。子供が寝たあとはおれらだけの時間や!というわけだ。

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こうしておれは父になる(のか)

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「今にこの子は「パパ」としゃべるだろう。そのとき自分は、何としてきみを抱きしめたらよいか、再び考えてみよう」――ライブやフェスをレポートするのが趣味のネットユーザー、本人さん(@biftech)がはじめての子育てを実況! 父親目線で見...もっと読む

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hoihoi_hootoo 父の素直な感慨として共感できる 11ヶ月前 replyretweetfavorite

biftech 西野カナが人間活動をするきっかけのひとつとなったとネットで言われているこの連載、最新話は今年の所信表明を。 11ヶ月前 replyretweetfavorite

tatsunyan1230 子どもが生まれたことにより自由な時間は確実に少なくなったんだけど、世界を観る目は今までと明らかに変わった。 11ヶ月前 replyretweetfavorite