情けは人の為ならず。中東諸国の力になること=日本のためにもなる!

今大注目の『高校チュータイ外交官のイチからわかる!国際情勢』から特別連載中の「6 食料とエネルギーのはなし」の後編は、石油がテーマです。日本が中東諸国と普段からいい関係を築いておかないといけない理由が一気にわかります。

限りある石油に依存する生活

 諸外国に依存しているのは食料や身の回りの品だけではなく、エネルギーもそうです。ガソリンや灯油だけでなく、プラスチックやタイヤなど、わたしたちは石油に依存する生活を送っています。

 原油の日本における自給率は0・3%であり、国内で消費する量の99・7%を海外から輸入しています。輸入先はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールなどの中東諸国から、ロシアやインドネシア、そしてアメリカやメキシコなどさまざまですが、原油の8割は中東から来ています。

 だから、中東諸国から安定的に原油を輸入することは、わたしたちの日常生活にとって非常に大事なこととなります。もしも、中東諸国との関係がすごく悪くなって、「日本には石油を輸出しないよ」と言われてしまったらどうでしょう。もしも、中東で大規模な戦争でも起きてしまって、石油の生産どころではなくなってしまったら、わたしたちの生活に欠かせないエネルギーはどうなるのでしょう。

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高校チュータイ外交官のイチからわかる!国際情勢

島根玲子

貧困、移民、難民、食料、エネルギー、関税、自由貿易、核兵器……etc.やりすごしている重大問題丸わかり! 元コギャル外交官が明快解説する『高校チュータイ外交官のイチからわかる!国際情勢』から特別連載!

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