「博多、どうですか?」
近所のスナックで飲みながら唐突に話を振ってきたのは、娘の保育園のパパ友であるイトーさん。なんでも昔の同僚が博多に転勤して、あちらの楽しさにどっぷり浸かっているのだとか。
「メシは旨いし、酒も旨い。スレッからしの東京女とは違った情があるんですよ、あっちの女は」
イトーさんは、まるで昔を懐かしむように博多を語る。かくいう私も何度かの博多出張はオイシイ思い出しかない。だが、いずれも弾丸出張で骨の髄まで博多を堪能したとは言えないことばかり。ならば一度、腰を据えてしっかり遊んでみようと思い立ち、博多へ飛んだのであった。
旅に出たなら、地元の旨いものが食いたくなるように、地元のオイシイおねえちゃんたちと遊びたくなるのは男の性。できることなら“屋台”ではなく“高級料亭”を楽しみたい。そんな私のリクエストを聞きつけて、オススメしてもらったのが今回のお店、博多最高級ガールズバーのBARかぐやだ。
高級クラブのような内装に思わずビックリ
扉を開けて飛び込んできたのは、入り口から店の奥へと続く7m近くはある一枚板のカウンター。そして重厚なソファチェア。しっとりと落ち着いた照明の店内に、美女の姿がチラリ。銀座の高級クラブのような内装で、思わず見とれてしまった。
ゆうチャン(左)、ともチャン(右)の2人は博多出身。もちろん2人ともお酒は大好き。飲みっぷりもなかなかのもの
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