手作り離乳食の問題点➋
栄養が偏りやすい、成長に欠かせない
鉄や亜鉛が不足しやすい
◎毎回ほとんど同じ食材ばかりになりがち
これは大人の食事にも言えることですが、うちで作る料理はどうしてもワンパターンになりがちですよね。
いくつか決まったメニューがあって、そのくり返し。
ただ、大人の場合は外食もできますし、いろいろなお
しかし赤ちゃんの場合はそうはいきません。
「栄養面を考えて、いろんな食材をバラエティ豊かに」
と思っても、離乳食に使う量自体がすごく少ないので、せっかく買った肉や魚、野菜などをムダにすることも多くあるでしょう。
そうなると、使いやすい食材ばかり使うことになり、昨日も一昨日も今日も 同じメニューというのはありがちです。
実際私も「トマト
子どもに必要な栄養が十分摂れていない、とうすうす気づいていても、何がどれくらい不足しているのかがわかりにくいので、改善のきっかけをつかめないということがよくあります。
◎レバー、肉類には鉄分や亜鉛が多く含まれているが、
調理しにくい、子どもが食べにくい
鉄や亜鉛を豊富に含む食材は調理しにくい、というのは私も経験を通じて実感していることです。
まずレバーに挑戦したときは、新鮮なレバーを手に入れるためにお肉屋さんへ行き、ごく少量だけ購入しました。
そしてそれを、衛生面に十分に気をつけながら、使い捨ての手袋をつけて下処理をして、やっとのことでレバーが入った何か(忘れましたが 笑)を作ったのですが、子どもはまったく食べてくれませんでした。
このレバーですが、今思えば、大人用に食べる分も考えて、もっとたくさん購入すればよかったと思います。
そしてあとで学んだのですが、レバーの場合、鮮度は関係ないそうです。
どうあっても、サルモネラ菌やカンピロバクターなどの菌が付着しているので、 衛生管理をしっかりしないといけないのです。
「新鮮だから食中毒にならない」は、まちがった情報です。
その後、いろいろなお肉に挑戦しましたが、衛生管理が難しいうえ、子どもが好む形状にしたりトロミをつけたりするのが難しく、食べさせるのにもとても苦労しました。
「買う離乳食」ならここが解決➋
メニューの種類が豊富であり、
鉄や亜鉛が上手にとれる
◎プロの栄養管理士がレシピを作成しているので、
栄養価が高く、バランスもよい
市販の離乳食は非常に種類豊富で、バリエーションに富んでいます。 素材にこだわった、手作りに近い離乳食もたくさんあります。
一つのメーカーだけにしぼらずに、さまざまなメーカーのものを食べることにより、よりバランスよく栄養が摂れます。
◎摂取しにくい栄養素(鉄・亜鉛)を加えた製品がある
摂取しにくい鉄・
菌やウイルス混入の心配もなく安全面でも安心です。
鉄や亜鉛を
先ほどから鉄や亜鉛としつこく話に出ていますが、これらの栄養素は子どもの発達には欠かせないものなのです。
特に、鉄は鉄欠乏状態になることによっ て、落ち着きがなくなったり、
以前は「イライラしたらカルシウム不足」なんて言われていましたが、本当は「イライラは鉄不足」が原因の可能性があります。
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