自分がいなくても仕事が回る仕組み」が誰でもつくれるワケ

「頑張ってお金を稼ぐ」は間違っている!?
かつて借金が500万円以上あったどん底から、その後の10年間で資産を1億円にまで増やすことに成功した田口智隆氏(新刊に『1億円の法則 古今東西の大富豪に学んだお金の真実』がある) に、真のお金持ちになる秘訣をお聞きました。 お金持ちになるために必要なのは「稼ぐ」ことではなく、○○することだった…。

「無限の富」はこうしてつくる─―2005年、33歳、複業への道を歩み始める

私はかつて借金が500万円以上あった。しかし、その後の10年間で資産を1億円にまで増やすことに成功した。今ではお金に困ることはまったくない。お金のために働くステージはとっくに卒業している。 「そんなことが可能なのか?」と思われたかもしれない。 心配は無用。可能だ。

この連載では、私がドン底だった時代にどんな本を読み、そこからどんな知恵を授かり、どう行動し、その結果どんな変化が起きたのか? そのすべての歩みをご紹介したい。 私は多くの本を読み「お金のプロフェッショナル」たちの知恵、哲学、ノウハウのエッセンスを抽出した。

すると、共通する「法則」が浮かび上がってきた。 それを私は「1億円の法則」と名付けた。 この法則をきちんと理解すれば、私が 10 年かけてきた試行錯誤で得た成果をこの1冊であなたは手にすることができる。

法則28 「やりたいこと」に集中する

アウトソーシングとは、第三者に仕事を委託することだ。そのため、自分ひとりだけで仕事をしているときより収入が減ることは避けられない。

しかし、複業の収入が本業の収入を上回ったことで、収入減になった部分を複業の収入から補填できるようになった。 それでも、以前より収入が減ることになるのは間違いないのだが、私は仕事を他者に任せる代わりに、大きなものが得られる。

「やりたくない」保険の営業から解放されて、自分の「やりたいこと」に、思う存分、専念する時間が得られるようになるのだ。

私は「保険代理店の仕事をアウトソーシングする」という意思を両親に伝えた。 しかし、両親は大反対だった。 他人に仕事を任せてその儲けの一部を渡す、というアウトソーシングの概念が、両親にはまったく理解できなかったのだ。

保険代理店の仕事は、両親が一から土台をつくって始めた仕事だ。両親ともに、その仕事に誇りと愛着を感じている。そんな思い入れのある仕事をアウトソーシングすることに抵抗があるのは当然といえば当然かもしれない。

「私は大きな間違いを犯しているのだろうか……」

両親に大反対されてまでアウトソーシングする必要はないのかもしれない。 そう思い悩んでいたとき、また1冊の本が私の心を救ってくれた。

それは、『ユダヤ人大富豪の教え──幸せな金持ちになる17の秘訣』。ビジネス本業界の大ベストセラー作家、本田健さんの著書だ。

この本は、アメリカの老富豪・ゲラー氏と著者自身がモデルとなっている日本人の青年の物語。お金持ちになるための心構えや手法などが対話形式でわかりやすく綴られているものだ。

そこにはこう書かれていた。

幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れるのが大切なんだよ。 「自分らしい人生を生きる」。

私はこの言葉に強く励まされた。 保険代理店の仕事をこのまま続けていては、自分らしい人生を生きることなんてできない。たとえ、どんなにお金を儲けたとしても、私は保険の仕事では「幸せに成功する」ことができないことに気づいた。本田さんはこうも言っている。

幸せな金持ちになるための秘訣は、自分の大好きなことを仕事にすることだ。

私は「幸せな金持ち」になるために、自分の好きなことを仕事にしたい。やりたくないことでお金を稼ぐと本気になれないし、それで幸せにもなれない。

本を書き、講演をしながら、全国の人に「ファイナンシャル・インディペンデンス(経済的独立)」を達成することの素晴らしさを伝えていこう。そう決意した。

ポイント:嫌なことでお金を稼いでも幸せにはなれない

法則29 「自分がいなくても仕事が回る仕組み」をつくる

最初はアウトソーシングに反対していた両親だったが、根気強く説得したことでようやく理解してくれた。 私は早速、事業をアウトソーシングするための準備を始めた。

そのプランはこういうものだった。

保険代理店での営業活動のすべてを第三者(委託者)に任せてしまう。 以降、今までの顧客情報などはすべて第三者が管理し、新規の顧客獲得など、すべての業務を第三者が引き継ぐ。

つまりこれは、私が保険の仕事にまったくかかわらなくなることを意味する。 ポイントは「私がいなくても仕事が回るようにする」ことだった。

前述の『ユダヤ人大富豪の教え』にも、ビジネス成功の原則として、次のことを挙げている。 儲かる仕組みをつくった後は、それを誰が管理してもうまくいくようにすることだ。

これができれば、君は自由人への道を歩き始めることになる。

たとえば、社長自身が率先して働かないと気がすまない人だったとする。

すると、どうなるだろう。

社長がどんなにスーパーマンであっても、ひとりの人間がこなせる仕事量には限界がある。もし、何か新しい事業に着手したいと思っても、社長が忙しいと、物理的にあきらめざるを得なくなる。社長がいないと回らないような会社は、それ以上業務を拡大できない。

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1億円の法則 大富豪に学んだお金の真実

田口智隆

ようこそ、1億円の世界へ。 「お金持ちになるのか?」 「一生お金に困りながら生きるのか?」 選ぶのは2つにひとつ。自由に選べばいい。 かつて借金が500万円以上あった著者が10年間で資産を1億円にまで増やすことに成...もっと読む

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コメント

murakamidaigo83 ビジネスというものは、その「仕組み」をつくった者がいちばん儲けられるようになっている。 / #スマートニュース 約1ヶ月前 replyretweetfavorite

tomotaka_T cakesでの連載記事が更新されました。13回目となる今回は「自分がいなくても仕事が回る仕組みをつくる!」と題して、新刊『1億円の法則』の中から2つの法則についてお伝えをさせて頂きました。 https://t.co/WGKKhkmpbG 約1ヶ月前 replyretweetfavorite

muzunobuhij 「#自分がいなくても仕事が回る仕組み」が誰でもつくれるワケ|1億円の法則  #大富豪に学んだお金の真実| #田口智隆 https://t.co/3qC35JXPV4 約1ヶ月前 replyretweetfavorite