【上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門】使徒列伝 トマス

トマスと言えば有名なのは、イエス様の復活を疑って、その脇腹の傷口に指を突っ込んだ、というエピソードです。

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そのエピソードで象徴される通り、現実主義者で疑り深い性格だったようで「疑いのトマス」という、あまりありがたくない別名をつけられてしまっています。

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この「イエス様の傷口に指を突っ込むトマス」というのは多くの宗教画でも描かれて いるため、すごくそれが印象深くなってしまっているのですが、しかし聖書をよくよく読むと、どうやらトマスはイエス様の傷口に指を突っ込むまではしていません。