前回、新婚当初から2年間、旦那さんに対して「私はこの人と、いつか離婚するのだろうか? それとも、もしや添い遂げたりするのだろうか? どっちなんだろう?」と考え続けているという話を書いた。
ただ、2年間過ごす中で少しずつ気持ちの変化はあって、最近の私は、この先彼と「離婚する可能性」と「添い遂げる可能性」について「五分五分くらいかなぁ」と思うようになってきた。
そう「五分五分」。この割合に、自分では結構驚いている。「添い遂げる可能性」が五分まで育っているなんて凄い。
初めての結婚で添い遂げられたら奇跡
どちらかと言えば「まあ、いずれ離婚するのだろう」と思いながら決めた結婚だった。それは旦那さんがどうこうということではなく、単純に「人生、どんなことでも、1回目の施策で成功することなんてないから」という理由で。
初めての彼氏と結婚する確率が極めて低いように、初めての結婚で添い遂げられたらそんなの奇跡で、むしろ変。逆におかしい。奇跡は普通に考えたら起きないし、だから初婚は別れるはずだ。そう思っていた。
だけど今、添い遂げる可能性が五分まで育ってきている。その理由としては、旦那さんとの会話には"異常なほどタブーがないこと"が大きい。
例えば「セックスレス」について。私たち夫婦は平気で話せる。「授乳中で性欲がないから、したいとは一切思っていない」という本音を、私は彼に普通に言えるし、「だからと言って、卒乳するまでずっとしないとなると、もはやできなくなりそうで怖くて困ってる。どう思う?」というような身も蓋もない相談もできる。
また、セックスのやり方への不平不満も、あけすけに言える。「(子どもが起きてきそうで)なんかさっき急いでしたでしょ。早く済ませようと考えたでしょ。ただでさえ性欲がないんだから、かなり丁寧にしないと気持ち良くなんてなれないし、急いでる感じが嫌だったし、あとなんかキモかった」という風に言える。
彼とは、セックスやセックスレスにまつわることを少しも深刻にならず言い合えるけれど、これは男女としてかなり凄いことだと思う。
性のこと以外にも、一般的には夫婦であっても言いづらいとされる話題が全般的に(お金のことやお互いの親族にまつわることなど)言える。
脅しやハッタリなんかではなく
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